マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

第4回ぶとり会 天満場所

2007-02-14 14:12:23 | 

おっさんたちの鯨飲馬食の会。ぶとり会の第4回例会が開かれた。
ノンキそうに集まっているが、実は喉まで仕事の納期が迫っていたり、ケツに火がついていたりする。同人の写真家はケツ火に身を焦がし、急遽リタイアと合いなった。

天六のカフェ「ジュエン・デリカフェ」で集合。打ち合わせがあり、二軒目の立ち飲み「ちびくろ」から参加。着いた時には全員カウンターに折りたたみ椅子で飲んでいた。そいつぁいけねぇ、立ち飲みは立って飲まねば気分ぢゃないのだが。ま、いっか、とりあえずビールだ!角山氏、ロッケン師匠、本P氏、アタシに特別参加、地元のDr.S氏。今回はやはり地元に住む本P氏が幹事、腕の見せ所。

まずはさくっと前菜を頂こうと、天五中崎商店街の「南平」へ。
ミナミで名代の餃子屋が誠に手近なところにできた。喜ばしい。

小型の大阪餃子はパリパリ、キュウリの浅漬けもバリバリ…大阪人ってのは、このパリパリとモチモチが好きな民族だなぁ。これはもう、誰が何と言おうと、つめビ(冷たいビール)。
青々とした胡瓜が目に沁みる・・・目には胡瓜山ホトトギス焼餃子 馬骨

続いては、天満市場の近くに店を構える立ち飲み天ぷらの店、
「山中」へ。店主は名代の山中酒の店の息子さん。

場所は「ディーバ」の斜め前辺り。立ち飲みで天ぷらっていうのがオツなもんだ。元々天ぷらも屋台のもんだから先祖帰りってとこやな。
酒は「佐賀・東一」「紀州・黒牛」「島根・王禄丈経」などをぬる燗で。
燗加減はピタリ。難はちろりが小さくて一合入らぬところ。

天ぷらを所望。芽キャベツに、エリンギ、鳥つくねなど。
サクサク…塩で食べると酒が進んで、すぐなくなっちまう。


師匠がお隣さんなどにカメラを向ける。この辺り、垣根なしで入っていけるのが写真家である師匠の特技というもの。
続いて、ホルモンをつまもうということで近所にある「五六八」へ移動。
ごろんぱと読む。ここはDr行きつけ。前田さんが親子で頑張っている。

天満界隈も知られざる焼き肉処。韓国民団のビルがあったりして、
韓国系の住民もそこそこいる様子。店は熾烈な生き残り競争の中に
ある。

ホルモンのいいとこを少しずつ出してくれた。ホルモンは何と言っても
別名バラエティミートというほど、バラエティに富む食感が愉しい。

内臓肉だけにちょいとしっかり目に焼いた方がいいが、
でも火を通しすぎちゃあいけない。
ツラミが焼けたッ!急げッ!

ちょっとご飯物も行っときたいね、と近所の洋食屋に移動。
いやぁ、天満は実に店がいろいろあっていいね。地元が羨ましい。
で、洋食の「ゴメンネJIRO」へ。

いつ覗いてもよく流行っている取材拒否の店。それも無理からぬことで主人は一人で料理をこなす。屋号は昔流行った奥村チヨの歌タイトル。彼女は大阪人で、深夜放送ヤンリクのテーマソングも歌っていた。ボクはこのテーマ今もソラで歌える。

本P氏お気に入り、大根サラダが山盛り。自家製マヨを使ったドレッシングが美味。野菜をとるとこなんざ、オッサンたち、無意識のうちにどこかで体のことも考えているのである。
ポテサラ・フェチとしたら頼まないわけにはいかない。

白身魚のウニ焼き。白ワインでもいい!

牛肉ごぼう巻き。メシに合う。ああ、弁当に入れて欲しい!

そして出色のミンチカツ。断面からジューが染み出て、上等、上等…。

ボクは時間切れで、ここらでゴメンねジロー。
てんま天狗、サラバでござる!
この後、一行はこれまた近くの「福鮨」で何貫かつまみ、バーへと寄った様子。次回は4月春霞に煙る神戸場所が開催される、実に楽しみである。胃を鍛えておかねばならぬ。