趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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虫が虫を呼ぶ

2014年08月22日 10時22分59秒 | 自然観察日記的回想
今日は朝から快晴だ。午後から気温がグイグイと上がりそうだ。先日25日あたりから気流がかわるかも?と書いたけれども、どうやら強烈な寒気が南下する見込みのようだ。中部の山岳地帯など地形的に寒暖差の激しい地域は要注意だと思う。夏休みも終盤。気軽な気持ちで山登りなどは厳禁かもしれない。
険しい山を登るのは自己責任。賢明な判断が要求される時節(環境的に)になってきた気がする。

前置きはこれくらいにして、今日のテーマ「虫が虫を呼ぶ」についてです。

今年は、目の細かいネットなどを張り巡らし、それ相応の防虫対策を施した友人宅の家庭菜園でした。

前半(梅雨の前)もほとんど虫にやられる事無く大成功に思えたのですが・・・。梅雨も開けて、さーこれからという時に何だかぐづついた天気が続き、そんな時に友人がササゲ(エンドウ豆の少し大きい豆)をキュウリから少し離れた場所に植えた。悲劇はここから始まった・・・と推測。

この豆は蔓科って勝手につくったらあかんけど、豆はつるで延びますわな~キュウリも蔓です。遺伝子的には遠いけど「蔓という点」では同じ仲間。それで、この種はどうも葉が腐りやすくて、おまけに虫に弱い。

マメ科の植物は概してよく虫が付きます。枝豆なんかに虫が混入するのはその為です。

それで、小さな虫が豆に付くと、その虫を狙ってさらに大きな虫が寄ってくる。ネットの網目が1センチくらいなので、その網目を潜り抜けれる虫はやってきます。それで、ササゲも延びてキュウリまでやってきてキュウリに絡んだりしてました。複雑にキュウリと絡んだササゲ・・・。豆も採れ始めていたのでそのままにしていたら、豆が虫を呼ぶんです・・・。腐った豆の葉は病気を呼び込み、目の届かない所では大きなニャッキが生長していました・・・。

今更の用に調べてみたら、キュウリやトマトなどとマメ科は相性の悪い植物。お互いが負の相乗効果を呼び合うそうです。コンパニオンプランなども植えてありますが、逆の効果(負)のある相性ってのもすでにデータがあったとは・・・。

でもこの話。自然界の摂理の一つと考えれば・・・。

始めに小さな虫が増える。その虫を狙って次の虫が・・・その虫を狙ってさらなる虫が・・・。そしてその虫は平和な環境を蝕む外敵となる・・・。

僕は、日本の社会が直面している問題を垣間見た気がしてなりませんね。じゃーどうするか・・・。

菜園の場合は管理者が手入れを怠らないとい事になりますが・・・。

広い地域はどうしようもありません。だから、自ずと自然界が動く事になります。

過去のデータとは教訓です。先人の方々の教訓に基づいて蓄積された貴重なデータです。

一時が万事。 国の自然環境が乱れているという事は、どこかで「逆の効果(負)のある相性」が静かに進行している証拠ではないのでしょうか。

小さな菜園を通して、虫や植物達が声無き声を伝えてくれた気がします。

僕の小さな回想ですよ。

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