趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

臭いものには蓋?

2016年02月19日 13時26分42秒 | 毎日使う家電品だからこそ考えたい
毎日のように嫌な事件やら先生と呼ばれる地位の高い方々の報道(不祥事??)でTVも嫌気が刺す。

そんな中、今日は石油ストーブの話です。

最近は、特に冷え込む地域を除いては石油ストーブの利用がめっきり減ったとか? 理由は色々あるでしょうが、その中の一つとしてストーブを消した時の臭いと言うのも大きいのでは?

我が家のようなアパートでは特にその臭い匂いに気を使います。窓を開けて、換気をするのですが、当然独特な臭いがベランダ越にお隣まで漂って行く・・・。

友人宅などもそうです。 戸建てなんですが、日本独特の住宅事情なのか、隣と近接して建てられているために、気を使います。一昔前なら、「お互い様」などという一見緩やかな合言葉が一人歩きしたものですが、今はそうは行かないと思いますね。

臭いものは臭い。それは確かです。急速な経済発展に上手く乗れた家庭は、戸建てなら改築して断熱材もふんだんに使用した気密性の高い居住空間に住まい、そうでは無い家庭は、従来通りの断熱も気密性も無い住宅に住み続ける事になります。

見渡せば、どこの家にもエアコン。自分達は快適な居住空間に住まい、外では室外機が強烈な騒音を撒き散らしていることにも気が付かない。そりゃそうでしょう、断熱も気密性も高い住まいにすんでいるのだから気が付くはずも無い。

アパート(古い)も同じです。つまりは設計段階からエアコンの室外機の振動やら騒音(低周波)を想定して作られてはいないのでしょう。

エアコンの問題は、冷房と暖房では発生する音の質が違う。冷房運転では比較的騒音は出にくい。最近のエアコンはデータ上は暖房運転の方が消費電力も少なく効率が良いようにはうたってはいるが、実際の運転においては、凍結防止運転における音の弊害を考慮していない機種があまりにも多すぎる。その点を指摘すると、変人扱いされるのが落ちだ・・・。

その背景には、経済格差により居住空間を今の家電(特にエアコン)基準に合わせられな家、あわせられる家が混在するという事も上げられる。

わかりやすく書けば、道路には、最先端の排ガス基準を満たした車も走っていれば、そうでは無い車も同時に存在するという事だ。

最近エコキュートの騒音・健康被害が認められました。 益々そのような事例は増えると思います。背景は同じでしょう。電気を使えば必ず低周波が発生します。その大きさや規模により、被害を被る範囲も増えるのです。

一方、石油ストーブはというと、取り扱いには最高の注意は必要になりますが、嫌な音は発生しない。ただ、消した時に発生する臭いが問題です・・・。

この臭い・・・体に悪影響を及ぼすものでは無いが、窓を閉め切った部屋では確かにきつい。だから、石油ストーブの場合は1時間に1度の換気と書いてあります。消した時も同じです。

しかしながら中には、消した時の匂いが強烈な機種もあります。特に安価な石油ストーブに多く見られますよ。具体的に書くと問題があるので書けないですが、1万円以下で買える石油ストーブはその可能性が大きいです。

ただ、問題は臭いであり、気になる・気にならないには当然個人差があることはいうまでもありません。


前にもこのブログで取り上げましたが、石油ストーブにニオイカット消火機能が付いている機種は、ゆっくりゆっくりノブを消火位置へ回す事によりかなり軽減されます。3分間くらいの鼻歌を歌いながら消火するとかなり軽減されますよ。

しかし、ニオイカット機能の付いていない石油ストーブの場合はチト困りもの。そこで、おっさんが考え付いた方法がこれ!

臭いものには蓋を・・・て、消火したストーブに蓋をする。単純な発想です。



大きめなダンボールの内側にアルミ天ぷらガードを何重にも貼ってあります。また、熱を逃がす為に、内側のアルミと外側のアルミは繋げてあり温度計も付いているよ。

これはかなりの効果があります。ありますが、危険なので扇風機で冷やしながらの換気が必要です。でも、ベランダでも殆ど臭わなくなりました。ある意味ご近所に気を使わずストーブが消せます。

もちろん臭いはゼロにはなりません。なりませんが、かなりのところまで軽減されます。

今のところダンボール製ですが、これをアルミや金属で作れば危険性も低くなり、燃えない素材の臭い吸着シートなどを内側に貼ればさらに軽減され安全性も高まるだろうな・・・などと考えていますが、開発費が無いので、目視で安全確保です。

ローテクの代表の石油ストーブですが、ローテクだからこそ実はとても省エネな家電品だと思いますね。
コメント
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