<2010.09.18>
先日テレビで90歳にも拘らず、かくしゃくとして元気いっぱいの老人が出ているのを見てまた刺激を受けた。
その人は60歳くらいから太極拳をやり始めたらしく、今では指導者としても現役続行中のよしであった。
背筋はピンとはっており、身のこなしも例の太極拳特有の硬さのない流れるような振る舞いは、ホント90歳?という感じであった。
その老人は、元気の源について色々話をしていたが、その中で特に印象的であったのは、「何事も前向きに考えている」という言葉であった。
この「前向き・・・・」は、時々テレビで見る高齢元気印の老人が良く口から出す共通的な言葉のようである。
私がこの言葉に特に魅かれるのは、体力的な健康はウオーキングやジョギングや諸々の運動で醸し出されると思うが、精神的な健康や元気さの源は、「前向きに・・・・」ではないだろうかと、かねがね思っているからである。
そのように思いながらも、指折り数えられるくらいの持病と付き合っている自分、時々自信を無くすことがあるが、この時はたいてい「後ろ向きに考えている」・・・ようである。
現実にはなかなか難しいが、考え方を変えて、テレビに出てくる「元気老人」のように常に「前向きに・・・・」「前向きに・・・・」と口ずさみながら一日一日を、それこそ「前向きに、明るく、加えて元気よく」生きたいものである。
<久しぶりに蜘蛛を見る>
<朝もやの中を歩く>