日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

「うん うんと言う返事はやめなさい」会社生活で学んだこと(リバイバル編4)

2020-05-09 07:54:42 | Weblog

<2020.05.09>

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<2011.05.15> 「うん うんと言う返事はやめなさい」会社生活で学んだこと(Ⅱ-Ⅰ)

 

<「うん うん という返事は止めなさい」>

 

入社後少しずつ仕事にも慣れてきたころであったと思うが、あるとき上司の係長に呼ばれ、

「君は先輩から仕事を教えてもらうときに、『うん うん』という返事をしているが、失礼にあたるよ、返事は『はい』と言いなさい」と注意された。

 

自分としては、まったく意識してなかったことで「エッ」という感じであったが、そうだったのかと、その後は意識して「はい」と言うように努めてきた。

 

振り返ってみて、係長からのこの注意がなければ、先輩から生意気な奴だと、ずーと思われていたかも知れないし、指導を仰ぐ他の諸先輩などからも同様であっただろうと思う。

 

ただ係長にしてみれば、「何でいやな思いをしてまで、こんなことを部下に注意しなければならんのだ!」と逆に思っていたかも知れない。

しかし結果的に私の会社生活にとっては、まさしく「金言」であったわけである。

 

「仕事が人を創る」と言われるが、職場はまさしく人生模様の縮図みたいなものであり、仕事を通じて、お客・上司・先輩・同僚などと相まみえる中で自分は創られていったんだなあと、思いを強くしているところである。

 

その後、私も同じような立場になったが、部下には「いやなことでも思い切って言おう」と、この上司の言葉を思い出しては、気持ちを強く持った次第である。

実践はかなり厳しく100点とは言えないが、「悪いと感じたところは、思い切って注意する」ように努めてきた。

 

もう50余年くらい前の、上司の一言であったが、「礼儀作法の戒め」「いやなことでも言わなければならないことがある」ということを教えていただいた、ありがたい言葉であった。

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今の感想

確かまだ20歳前後頃の職場の上司からの『お小言』だったと思いますが、ほろ苦い想い出となっています。

関係して文中の「仕事が人を創る」は、今でも「そうだ、そうだった」と納得がいきます。

仕事を通うじて知り合ったたくさんの方々から、出会いの中で教えられてきた、色々な言葉(ご馳走)が、永い人生の中で栄養となって、そして今があるのだと、あらためて読み返し感じたしだいです。

 

<近郊のダムの風景・・・・水面と山々を背景に>

 

<恰好良い木をパチリ・・・・ダムのそばにあった公園にて>

 

<散歩の途中で小鳥を・・・・静かにそーっと10倍ズームでパチリ>

 

 

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