<2025.07.19>
【第三回・・・・中学生の頃】
中学校は、二つの小学校の卒業生が集まる学校で、当時1クラス55人位の3クラスでした。
1クラス55人と言えば、現在では2クラス相当ですが、当時としては『詰め込み』教室で何とか授業をの時代だったんでしょう。
学校には、体育館は勿論講堂の様な大きな建物はなく、何か学校の全体集会(入学式や卒業式・学芸会)などの折には、3つの教室の壁を外して一つにして、そこで色々の行事が行われていました。
こうした環境の中でしたが、お寺の生まれの関係の『いじめ』?の中では、中学校1年生の時だったと思いますが、授業の中で前に出て発表する時に、「お経を読め!」と声がかかることが1~2回ほどありました。
声かけの相手は、隣の小学校からの生徒だったようですが・・・・、友だち付き合いがまだ薄かったせいか、これにはまいりましたね。
担任の先生(若い女性)が、「お経を読めとは、何事ねー!・・・・」と言って、クラス全員の前で叱って貰った記憶があります。
私は身体が小さく(いつも前から3番目位に並んだ)運動も得意なものはなかったので、ハンディ?からのいじめを避ける意味からも、本能的に勉強の方は頑張っていました。
寺の境内には、山門と言われる2階建ての鐘楼門がり、父が朝夕や大晦日の折には『鐘』を鳴らしていたようです。
鐘がぶら下がっている鐘楼門の2階は、とても風通しが良くて、夏休みの折には良くそこに上がって
『ゴザ』を敷いては、昼寝をしていました。
涼しく気持ちが良かった感じが今でも想い出されます。
<「鐘楼門」(山門)>