福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

こま切れ

2012-03-31 06:44:10 | 日記
福祉亭の食材は、ほぼ国産・・と、している。
安心と、安全を国産に委ねている。
味も、いくつかの中から、納得のできる味のものを、調達している。
これが、基本。
比較すれば、納得できる味。
でも、だから、こま切れ肉の登場が多い。
登場が多いので、メニューに窮する。
家庭なら薄切りスライス肉を使うメニューを、こま切れ肉ですることになる。

プロのワザが光る!!・・ということになる。
しかも、家庭よりはるかに食数が多い。
難儀もいいところ。

でも、時々思うことは、食べやすい!!ってこと。
弱った歯でも、食べやすい。
これは、ほんと、やってみないとわからなかったこと。
おもしろいものです。

昨日のメニューは、こま切れ肉を使った野菜巻き。
!!!
これは、キンピラごぼうの細切りや、千切りキャベツ、しらが葱に並ぶ、超~~!!難易度なのです。
三回転ジャンプに並ぶものです。
以前のシェフさんは、こま切れ肉を小さく巻くのが、お得意。
コロコロっと、かわいい肉巻きだった。
シェフさんが、代わると、肉巻きも大きくまとめる・・に変わる。

さあ、シェフさんのご指導はあるものの、巻き続けて、40人前にするのは、ひよこさんたち。
3人がかり。
手を肉巻きにとられるので、12時過ぎても、定食が出ない。
小鉢の盛り付けにも入らないといけません。
これも、なかなか、ワザがいるし、手間もかかるのです。
どんどん、出すべき定食の数だけ、増えていく。
あせる。
12時20分になっていることに、ふっと、気づく。
とにかく、出し始めて頂くように、声かけ。
厨房の動きは、大きくなる。
声も大きくなる。

そうなると、巻き手は、一人となる。
最後の一人を、ボラさんにするわけにはいきません。
ワタシが残る。
ただ、ひたすら、巻く。
定食を出すほうも、結果的に一人を欠いて出していくので、それぞれがフル稼働。
余分な会話は一切ありません。
ピリピリの空気。

10分もすると、早くも洗いのトレーが戻ってくる。
定食を出す、洗う、出す、洗う。
なんとか、こなしているうちに、豊富にあった食材もそろそろと、残りの食数を数え始める。
予約が、いくつで、スタッフが、何人、あと、いくつ出せるか・・・と。
肉も底がみえ、これ以上巻き続けると、スタッフ分が出ないことになると、肉巻きづくりも、一段落となりました。

ふ~~~
1時間半ほどで、売り切れでした。
良いスタッフに恵まれている福祉亭です。
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