福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

今は昔・・

2014-10-23 06:04:13 | 日記
ニュータウンができる前と、できてからの話は、よく耳に。
語られる歴史がある造られた街。

地域の古老の話って、日本各地にあって、昔から聞く側にとって、大層おもしろいもの。
ニュータウンは、揶揄されてオールドタウンと言われてしまう昨今だけれど、語られる歴史があるという点で、オールドと言われるようになって、幸いでしょう。

造成される前、ブルドーザーが入った時、街の形を形成していった時・・様々な時期の記憶を、いろいろ残している街。
これは、すごいことです。
日本が東京オリンピックに力を得て、ぐんぐんと走り出す時代のすごさと、興味深さ、そして、できあがった街の入居当時の不自由さ、そして、木々の成長と共に、街も成長し、その後得られることになった快適さ・・これが、みなさんの心をとらえ、未だに、第一次入居ぐみさんが、声に力を込め語り部となられる理由の一つでしょう。

昨日も、地域の魅力発見のマップづくりの席で、1971年第一次入居4月ぐみさんと、7月入居ぐみさんが、熱く語られる。
ニュータウンの物語は、建設側に立たれたかたと、街に住む側に立たれたかた、双方が、まだ、語り部として元気におられる。
どのかたにとっても、若く盛んな時期の話。
未来には、希望というものがあった時代。
仕事への愛着、家族への愛情、そして、街に対する思い・・はるかに歩まれた、それぞれの歩みが言葉の端々の力となっている
それが、大きな魅力となって聞く側を魅了する。
ニュータウンは、語りつくしたということなく、また、語られる。
お一人お一人に、刻まれたものとして。
その意味で、幸せな街・・と言えるでしょう。



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