藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

キョロキョロしないようにしよう。

2005年12月22日 | テニス
テニスで勝つには、目線を安定させることです。
試合中に、目線があっち向いたりこっち向いたり、落ち着きがなくなってくると「これはヤバイな~!」と思います。

緊張してくると、不安になってきます。
初対面の人なんかが「ど、ど、どーも・・・は、はじめましてです」と、目線をキョロキョロさせていたら、この人は緊張しています。
「なんだ?この人、キョドってるなー!」と、他人が緊張しているのはひと目でわかるのに、自分が緊張してきたことには案外気付かないもののようです。

僕は、自分本来のリズムよりも、打つペースが早くなってきたなと思うと「緊張しているのかな」と判断します。
その場合、自分のラケットのストリングをじっと見つめ、目線を安定させるようにします。
目線がキョロキョロしなくなると、なんだか落ち着いてくるものです。
あと、空を眺めるのもオススメです。
視線を遠くに合わせ、顔を上げることでも落ち着いてきます。

すぐに視線が安定しなくなる人は、自分のリズムを崩しています。
特に、自分がミスした後の対応で、変わってきます。
例えば、自分の打ったハイボレーがアウトした時「うわ!太陽がまぶしい!」とか「風が強いんだよな~」と、いちいちブツブツ言っている人は、自分のリズムを崩していきます。
ミスした後、悔しがって力が入ると、動作が速くなるものです。

ミスした後は、あえてペースダウンしてみましょう。
僕が気を付けているのは、ミスったら、あえてゆっくり動くことです。
普通はミスると、すぐに忘れようとして「なんだー!アウトかぁ・・残念!」と、くるっと振り返って次のプレーにいきます。
しかし、あえてミスったコースをしばらく眺め、「そっかー、あの感じだとこう飛ぶのかー!」と、目線を安定させます。
空手の残身のような感じです。
そうやって、ミスった事実から目をそらさないで、ジッと見つめ、受け入れることで、精神的に動揺しなくなってきます。
目線を安定させて、落ち着きましょう。



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