藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

思いついたら、パパッとやろう。

2005年12月05日 | テニス
やりたいことを思いついたら、パッとすぐにやりましょう。
やりたいことは、らーめんと同じです。
「へい おまち!」と、らーめんが出てきた瞬間、パッと食べるからおいしいのです。
30分くらい経ったら、麺はのびるし、冷めてまずくなります。
せっかくのらーめんが台無しです。
やりたいことも、これと同じです。
思いついたら、パッと行動に移さないと、台無しになってしまいます。

例えば、ラリーの相手の人が、ポーンと高く弾む、トップスピンを打ってきたとき「わっ!すごい!私もこんなスピンが打てたらな~・・・」と思ったとします。
そのときに、ただ思っているだけの人と、「よし!こういうスピンに挑戦してみよう!」と行動に移す人とで、差がついていきます。

「私もこんなショット打ってみたい!」と感じた瞬間は、アツアツでシコシコの出来立てのらーめんと同じです。
一番テンションが高いです。
しかし、時間をおけば、どんどん冷めていってしまいます。
次の日になったら「そういえば、昨日はスピンが打ちたいと思ってたな~・・・でも、まだそんなレベルじゃないしな~・・・フツーのストロークだってアヤシイし・・・」となってしまいます。
思っているだけでは、すぐに賞味期限になってしまうのです。
「いつかは、ああいうスピンが打てるようになりたいな~」と思っているだけの人に「いつか」はきません。
行動しなければ、いつまで経っても変わらないからです。
「いつかは・・・」とか「そのうち・・・」「機が熟したら・・・」なんて言っているうちに、1年や3年くらいはすぐに過ぎます。
時間が過ぎると共に、「そういえば、そんなこと思ってたこともあったっけ?」と忘れていってしまうものです。

一方、実際にやってみた人は、テンションが下がりません。
具体的に実践してみたことは、さらに具体的な行動につながるからです。
ポーンと跳ねるスピンが、実際はうまくいかなくても、「あれ?なんであの人はできるのに、私はうまくいかないのかな?」と考えることが重要です。
すると、「そういえば、あの人はもっと、腰の捻り戻しを使って打ってたな・・・・私も試してみようかな?」と、次の行動に進んでいきます。
「次はコーチに聞いてみようかな?」「次はグリップを変えてみようかな」・・・と、具体的に挑戦したいことが見つかっていくので、テンションが高いのです。
パッと思いついたら、パパッとやってみましょう。



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