藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「ニコニコ日記」を書こう。

2005年12月16日 | テニス
テニスは楽しくないといけません。
人は、面白いとか、気持ちいいとか、嬉しいなどの「快」を感じるものを求めます。
だから、なんだか気分が落ち込むような「不快」を感じるものは、なるべく遠ざけようとします。

僕のレッスンを受けてくださっている皆さんには、「テニス日記を書いてみるといいですよ」と言っています。
日記に気付いたことを書くと、頭の中が整理されます。
アドバイスされた内容や、今度チャレンジしてみたいことなど、どんどん書いていけばモチベーションも上がるし、上達のヒントも見つかります。

先日、こんなことがありました。
僕がレッスン終了後、アドバイスしていると、その人はラケットバックから紙とペンを取り出しメモりはじめました。
「うわぁ、さすがですね!メモとかとられちゃうと、僕もアドバイスのし甲斐があるってもんですよ~」
「聞いたらすぐメモっとかないと、すぐ忘れちゃうのよ~!あとでテニス日記つけるときに、あれ?なんだったっけ?って思い出すのが大変だからね!・・・・ハァ~・・・今日も書くこといっぱいだぁ・・・」
と、なんだかテンションが下がってきてます。
「あれ?なんだかおかしいぞ??」
と思い、「あの、今テニス日記って持ってますか?」と聞いてみました。
「この中に入ってるよ!」とラケットバックを指差してます。
「ちょっとだけ見せてもらってもいいですか?チラ見するだけですから・・・なんか見られちゃマズイ事でも書いてあります?ま・・まさか!僕の悪口とか?」
「別に見てもいいですよー」
テニス日記を見せていただいた瞬間「こりゃマズイな!」と思いました。
日記の書き方を間違えているのです。
「もっとボールをしっかり見なきゃダメ!」とか「ミスが多すぎ!もっとたくさん足を動かさないといけない!」などが、ズラズラと書いてあります。
こういう書き方をしたら、テンションが下がって当たり前です。

テニスと同様、日記も楽しくなるように書かないといけません。
僕のテニス日記は「ホメ日記」です。
なぜなら、褒めて伸びるタイプだからです。
そもそも、読み返してみて辛くなるような内容は、また読む気になれません。
読み返してみたとき、ニンマリと笑顔になる内容や、元気になることが書いてあったら、何度も見たくなります。
「今日は1発スゲーフォアが打てた!やっぱりオレって天才!軸足にしっかり体重を乗せて、フォアードスイングのときにフ~ッと息を吐きながら打つと、すごいホールドしてる感じがした!」
とか書いてあると、「そういえば、あのときこんな感じで打ったよな~!ウフフ・・よっしゃ!またやってみよっと♪」と思います。
このように、日記には「うまくいったこと」「ラッキーだったこと」「パッと気付いたヒント」などを基本に書きましょう。
書いているときも読み返したときも、なんだか楽しくなるのが、テニス上達の日記の書き方なのです。



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