藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「難しい」より、「簡単」にしよう。

2005年12月14日 | テニス
「テニスが上達するのは難しい」と思っている人は、意外と多いものです。
しかし、テニスが上達するのは簡単です。
なかなか上達しない人は
・練習量が足りない
・練習方法が間違っている
の2つだけです。
大抵は、「練習量が足りない」の方です。
厳密に言うと、「足りない」というよりも「やっていない」人が多いです。

不思議なことに、「テニスは難しい」と言っている人ほど、「テニスが上達したい」と思っています。
それなのに、「やらない」人がいるのです。
それは、自信がないからです。
自信がないから、できなかったときに傷つくことが怖いのです。
だから、傷つかないように、事前に言い訳をします。
チャレンジしないための理由を作るのです。
これが、なかなか上達しない原因です。

僕が「そろそろ、ドライブ系のボールも覚えていきましょうね!」と言うと、「私・・・不器用だから、まだそういうボールはちょっと・・・あまりセンスないから・・・」と言ったりします。
「相手の動きを、よく観察してみましょう」と言うと、「私・・・自分のことでいっぱいいっぱいだから・・・そんなのはまだムリだよ~」と言います。
「今の場合、味方の人のカバーに入った方がいいですね!だからこういうフォーメーションになる方がいいですよ!」と言うと、「私・・・バカだから、そういう動き方とか、よくわかんないんだよね~」と言います。
そういう人に限って「なんで・・・私、すぐに負けちゃうのかな?」と悩んでいたりするのです。

これは、単純に挑戦していないだけです。
やらないで上手くなるわけがありません。
子供が「バカだから、勉強できないんだよ~」と言っていたら「勉強しないからバカなんじゃない!ちゃんとやればできるわよ!」とか言うはずです。
本当はわかっているのに、自分のことになると気付かなかったりします。

勉強はすればするほど、頭の回転はよくなっていきます。
勉強しただけ、バカになってしまっては、誰も勉強なんかしません。
筋肉は、使えば使う程、強くなっていきます。
何もトレーニングしなくてボケェ~としていて、ある日突然、マッチョになることはありません。
それと同じで、やってみないで上達はしません。
やってみて、失敗しながら練習量を積み上げることによって、はじめて上達していくのです。
言っていることは、シンプルで当たり前のことです。
しかし、この当たり前のことに気付くことが大切です。
やってみる前に、自信がないのは当たり前です。
「難しい」と思うよりも、まずはドンドンやってみましょう。



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