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科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

プラハのカフカ-21 振り返って改修中の聖ヴィート大聖堂

2008年05月17日 18時13分30秒 | プラハのカフカ
 イジー広場でくるりと振り返ると聖ヴィート大聖堂は改修工事中だった。この大聖堂、もともとは925年頃にロマネスク様式で建造され、ロトゥンダ(円形建築)だったという。現在見られるゴシック様式への大改築が1344年で、工事は20世紀まで続いた。だから、21世紀に入って改修している姿を眺めても、この大聖堂の常態と思うべきなのであろう。大聖堂の正式名称は「聖ヴィート、聖ヴァーツラフ、聖ヴォイテフ(Vojtěch)大聖堂」と重複調。なんだか歴史が重なって化け物になった感じもする。

 千年の手直し化け物なりや大聖堂  頓休
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