Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

地下鉄「北京駅」構内

2007年05月06日 08時26分28秒 | 北京俳諧行1日目(天壇・天安門・景山)
 午後2時頃だったか、天壇公園からいったんタクシーで北京駅界隈のホテルに引き返し、やれやれとベットに転がりながら今後の観光案を練った。身体に残る北京の喧騒を沈める必要があった。寝そべってCCTVの9チャネルで流れる英語放送を見る。CCTVは日本のNHKのようなものだが、NHKよりも良質かもしれない。
 今度は、北京駅から地下鉄2号線に乗って、西方向に2駅、前門で降りて、天安門見物をすることにした。建国門で1号線に乗り換えて玉府井か次の天安門東で降りるルートも考えたが、地図を眺めながら、いきなり天安門近辺に出るよりは、前門から天安門まで多少の距離を歩いていった方が雰囲気があると判断した。
 中国の地下鉄は、上海は自動化が進んでいてICカードだが、北京は、切符売場も改札も人力オンリーだ。大体、切符売場は愛想の良いオバサンが対応してくれる。3元なり(同じ環状線の2号線や東西に走る1号線乗換えならば同一の3元)。白地に青いインクで地下鉄の絵を刷り込んだピラピラの紙を手渡され、改札のオバサンが紙の端くれをちぎり取る。階段を下りた構内は、東京のよりも天上が高い。大阪並みだ。中国は、降りるのと乗るのがほぼ同時的だが、北京は上海ほどマナーが悪くない。大体、人が降りるのを待ってから乗りだす。

 乗降も北京風なる地下鉄  頓休
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