いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

スダジイのお味

2009-12-24 05:20:12 | 森の中でひとり言(担当キタキツネ)
森の中でひとり言 その23

<スダジイのお味>


2ヶ月くらい前、どんぐりたちがいっぱい成っていた時。
作業部屋に行ったら、小さなどんぐりが袋一杯においてありました。
「スダジイの実」でした。

アナグマさんのおうちの近くで採ってきたのだそう。
「おいしいよ。アナグマさんはいつもお酒のつまみにしてるんだって。」
ということでみんなで食べてみました。

「どんぐりノート」という本では、
「どんぐりは癖がなくておいしい。
中でも、「スダジイ」は、アクがなく、生で食べられる。」
と書いてあるのは知っていたのですが、
キタキツネもどんぐりを食べるのは初めてです。

実が小さいので、ペンチで小さく割り、
小さな殻をむき、小さな実を取り出し
ぱくっ。
あっという間に一粒なくなります。

クマさん、パンダさん、中学生のSくん、あの時はUさんもいたかな。
キタキツネとコギツネ。
しばし、みんな無言で殻をむく。

お味は、確かに癖がなくて、ナッツみたいな感じ。

焼いたら香ばしいのかな。と思い、
少しうちに持って帰りクッキーに入れて焼いてみました。
…いい匂い。香ばしい匂いです。
焼きたては実も柔らかくていい感じです。

クッキーを冷まして、さあどうかな?
ぱくり。
がちっ。
???

か、固い…。
火を通して冷めてしまうと石のように硬くなってしまいました。

スダジイの実を食べるときは、
生か、火を通してすぐのほうがいいようです。

11月のいのちの森のときは「茹でて」食べてみました。
茹でたては、「くり」のような味でした。
茹でて食べるのが一番おいしいと思います。

いのちの森にはコナラの木しかないから、
スダジイの木も育てたら、いつでも食べられるかな。

今から育てて何年後になるだろう。
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