いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

冬の里山仕事

2021-01-28 20:17:45 | 大野台:学校ビオトープと里山
冬の里山では、春の準備作業をします。 

オオスズメバチをはじめ、様々な生き物が冬眠している間の里山整備です。

先ずは、「下草刈り」
アズマネザサやシノダケ(メダケ)などのいわゆる下草を刈り、地面に光が当たるようにします。

そして、「樹木の伐採、剪定」
樹木を伐採したり、木の枝を剪定すると地面に光がさします。 

光がさすようになると、野草の花が咲き、様々な蝶や昆虫が集まって来ます。
また、ドングリも芽を出します。新しい命が誕生します。
眠っていた野生の欄が花をつけることもあります。

また、伐採した樹木は、約1mの長さを切断して、シイタケの「ホダ木」にします。
太めの枝(幹部分)は薪にし、薪ストーブの燃料などにしたり、野外料理に利用します。
剪定枝は、クラフトに使ったり、焚き付けにも使えます。

初冬に行う「落ち葉掻き」も、地面に光を当てることになります。
「落ち葉溜め」は、カブトムシの産卵場所になります。

里山の整備が様々な命を育むことになります。
冬の里山仕事は、里山を育てることになるのです。
「里山の春」は、冬の里山仕事のご褒美なのかもしれませんね。

「いのちの森」でも、その里山の営みの一端を感じることができます。
大野台の里山では、さらにダイナミックな変化を感じられますよ。
いっしょに「里山仕事」をしませんか?


コメント
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