いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

6/29(水)今夜のホタル

2016-06-29 22:45:03 | 今日の「いのちの森」
今夜のホタルは、2匹でした。
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その17 モクズカニ

2016-06-29 09:35:51 | いのちの森の秘密
モクズガニ(藻屑蟹)は、食用として有名な「上海蟹」の同属異種であり、日本各地で食用にされている。寿命は3-5年と言われています。
小笠原を除く日本全国、樺太、ロシア沿海州、朝鮮半島東岸、済州島、台湾、香港周辺まで分布している。

川やその周辺の水田、用水路、河口、海岸などに生息する。
幼生は塩分濃度の高い海でないと成長できないので、一生の間に海と河川の間を回遊するのだそうです。

また、垂直な壁もよじ登ることができるので、草野水路(汽水域)から登り、道路を渡って、いのちの森へやって来るとみられる。
いのちの森から、オーバーフローして草野水路へ流れる井戸水の匂いを感じ、登ってくるのでしょう。

そして、いのちの森で生活し、秋には、草野水路へ下り、さらに海まで移動して産卵する。 そして、またいのちの森へ戻って来る。
これがもう10年以上も続けられているんです。
なんとも、不思議な、素敵なことではありませんか?
モクズカニとヘイケホタルが共存するビオトープ、聞いたことがありません。

いのちの森にかなりの数のモクズカニがいます。
いのちの森でゆっくりとした時間を過ごすと、みなさんも、出会えますよ。

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