ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

宮城県仙台市太白区ソーラーパネルごと崖崩れ!土砂とパネルで道を塞ぎ、通行止め、立ち入り禁止に!

2015-09-11 | 災害

 

 

仙台市の住宅地でがけ崩れ

09月11日 19時32分 NHK 東北 NEWS WEB

仙台市太白区で住宅地のすぐ下側ののり面が、幅およそ60メートルにわたって崩れ、付近の住民が避難しました。けがをした人はいないということです。
11日午後4時前、仙台市太白区羽黒台の住宅地で近くを通りかかった人から「のり面が崩れている」と消防に通報がありました。消防によりますと幅60メートルにわたって住宅地のすぐ下側の斜面の土砂が設置されていたソーラーパネルとともに崩れました。この地区には大雨を受けて避難勧告が出されていましたが、消防は改めて近くに住む人に避難の誘導を行い、およそ10人が近くの中学校に避難しました。また、崩れた土砂とソーラーパネルが下を通る市道をふさいでいるため、付近の道路が通行止めになっています。
けがをした人はいないということです。現場は、仙台市郊外の住宅地でのり面の上には住宅が建ち並んでいます。
警察や消防が建物への被害がないかなど現場周辺の詳しい状況を確認しています。
現場は、仙台市郊外の住宅地です。
住宅が建ち並ぶ場所のすぐ下側ののり面がソーラーパネルとともに、大きく崩れ落ちています。
崩れた土砂とパネルが、下の通る市道をふさいでいます。警察や消防は現場周辺を立ち入り禁止にして状況の確認を進めていて、近くに住む人も離れた場所から心配そうに見守っていました。近所に住む人によりますと、のり面のソーラーパネルは、今年に入ってから設置されたものだということです。
のり面のソーラーパネルの設置を請け負った仙台市青葉区の工事会社の経営者によりますと、パネルは土地の所有者からの依頼でことし2月に設置したということです。
午後4時前にのり面の下の道路を通りかかった際に、パネルが沈んだようになっているのに気づき、車を止めて、離れた場所から写真を撮っていたところ、のり面が崩れ落ちたということです。

  9/11 NHK ニュース ウオッチ9  21:00~

 

 

  

 

 ツイッター  https://twitter.com/mi_yama_ya/status/642249712905531392  より

 

https://twitter.com/shimoyoden/status/642244208833658881  より

 

 


(管理人より) 仙台では急斜面にソーラーパネルを設置して崖崩れを引き起こしていますね。 

ソーラーを設置する際に、ある程度、斜面を丸裸にしますから、保水力がなくなり、最悪の場合こうなると予想しなかったのでしょうか?

https://www.google.co.jp/maps/@38.2192135,140.8237283,3a,90y,359.09h,89.66t/data=!3m6!1e1!3m4!1sQBOgX2ovfgZhB4zduhz92w!2e0!7i13312!8i6656!6m1!1e1

ソーラーを設置する前の斜面はこれではないでしょうか?(2011年9月)

 

 

http://blogs.yahoo.co.jp/blackmoon729/65198920.html  より

今年の2月に設置して、7ヶ月もたっていませんが、この有様です。 道路も通行止めになり近隣に迷惑をかけることになってしまうわけです。

崩れたところは斜面の土が見えてしまってますから、さらに雨が降れば保水力もなくなります。上が住宅地になっていますが、家の地盤がゆるくなって崩れるのではないでしょうか?

崩壊したパネルはこの状態でも発電し続けますから、発火、感電の危険はあります。

そもそもこのようなものを設置しなければ、崖崩れも起きなかったかもしれませんし、感電被害も起きないのです。太陽光パネルを国策にしなければ、投資の対象にして儲けようとする人も出てこなかったのです。

今回の大雨でこれだけの問題(パネル水没、パネル崖崩れ)が起きているのですが、今まで再生可能エネルギーを推進してきた団体や組織は、感電など注意喚起のお知らせを出しているのでしょうか?

 

ISEPのHPに何も出ていません。   http://www.isep.or.jp/post  

自然エネルギー財団 のHPに何も出ていません。 http://jref.or.jp/

NEDO のHPに何も出ていません。  http://www.nedo.go.jp/ 

産総研 研究員 https://twitter.com/kei_sakurai/status/642312014358953986   より

だそうです。↓ 「飯食わせて頂いてる分ぐらい」の注意喚起をどうぞ。

感電災害の防止対策

感電災害の防止について

FITで助成を貰う側が主体的に言うべきだと考えるんですね。まるで責任のなすり合いみたいですね。自分一人の責任は少ないという認識なんですね。

産総研がマスコミを呼んで記者会見したらいいのではないでしょうか。

まあ、国策公害事業というのは、このような自治体職員や公務員のひとりひとりの責任感の希薄さと企業の儲け主義によって成り立っているのだとわかります。

事業者は、利潤追求が目的ですから注意喚起なんてしないでしょうね。

個人でFITの恩恵を受けている人も言わないでしょうね。

こんな状態では、いつか壊れたソーラーパネルによる感電事故が起きるのではないかと私は思います。

 業者掲示板に、今回の水害パネル被害に関するスレッドはありません。  http://engawa.kakaku.com/userbbs/1092/

 


太陽光パネル専門家「被災した太陽光発電所は電線が切れて垂れ下がっているのと同じ。近づかないで」産総研

2015-09-11 | 太陽光発電は危険

関東に大水害が発生し太陽光発電所が水没していますが、産総研の太陽光発電を研究している研究員のツイッタータイムラインはどうなっているのかをチェックしました。

産総研  太陽光発電研究センター  HPにはお知らせ欄があるものの、水没ソーラーについてのお知らせはなく、何も更新されていません。

モジュール信頼性チーム  システムチーム 研究員 ⇒  https://twitter.com/kei_sakurai  (上の方のツイートが新しい) より 抜粋

 

太陽光パネルの専門家は感電事故に気をつけるよう以下の資料をあげてツイッター上で注意しています。

 2011 年 3 月 18 日  一般社団法人太陽光発電協会    震災で破壊された太陽電池パネルの取り扱い上の注意

大型で非常に強い台風第8号の接近に伴う太陽光発電に関する注意喚起  より

赤囲みは管理人強調

 

「感電により最悪の場合、死亡する恐れ」があることを、自分の言葉でツイートしない専門家・・・・・

この言葉が一番重要なのに・・・

本来なら宮崎のNPOの資料を引用するのではなく、産総研HPに、太陽光パネルのこういった危険を市民に喚起する災害専用ページがあるべきではないのかと私は思います。

企業と一緒になって太陽光パネルを推進してきた産総研の研究員にも責任があると思います。

産総研で税金を使って国策再生可能エネルギーとして太陽光パネルを研究しているわけです。その研究員がこういった発言をしていることを市民は知らなければならないと思います。

産総研が真っ先に伝えなければならないのに、業界団体やメーカーに責任を転嫁する態度。↓

 

 

 

JPEA 太陽光発電協会 Japan Photovoltaic Energy Association 

9/11 一般社団法人太陽光発電協会が注意を出しました。「感電する恐れがありますので、近づいたり触れたりしないようにしてください。」

それをうけて  https://twitter.com/kei_sakurai/status/642179995553533952   

太陽光発電設備が水害によって被害を受けた場合の対処について  

 

昨日の報道ステーションでも水没パネルの感電の危険は伝えられていませんでした。NHKも浸水したソーラーパネルの感電に注意しろという内容を流していません。

太陽光パネルの研究員は、このような大水害で被災地域住民が自宅から避難しなければならない事態になっても、ツイッター上でまだ太陽光パネルの自立運転を進めています。

環境省のマニュアルとはこのこと↓

太陽光発電の賢い使い方 -停電・災害時の自立運転コンセントの活用-

住宅の太陽光パネルの自立運転などは、自宅被害が軽微で、避難の必要がない単なる停電のとき位しか実際には役には立たないと思われます。

しかも「電源が切れると故障する可能性が高い機器、例えばデスクトップ・パソコンは、最悪の場合、ハードディスクの破損等にもつながるので、接続を避けたほうが良いでしょう。」と書いてあります。

不安定な太陽光発電につないで高価なパソコンが壊れたほうが大損害だと思います。

蓄電器で冷蔵庫が壊れたという情報もあります↓ http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/search/detail.do?id=0000251803

環境省の資料にはいいことしか書いていないので、流石にまずいと思ったのか↓  遠慮気味に

 

 

しかも、常総市の越水した場所のメガソーラーの件については、個人的な意見として

 

今までさんざん太陽光パネルを推進してきた研究者は、今回の関東の大水害後、このような態度だったということです。

風力発電の業者にツイッターで被害情報をもらいながらツイートしていた模様。 再エネ利害関係者でも危険を認めたということです。

 

 これだけの危険が有るにも関わらず、再エネを推進する利害関係者は、利権に群がる同じ穴の狢です。原子力ムラと同じです。企業も原子力ムラとかぶってるのですから。

太陽光パネルの脆弱性や危険性、妥当性といった発電自体の本質的な問題は棚上げし、そのうち同じように言うのでしょう. 

「安全な原発を作る」 「安全な太陽光発電を作る」 「安全な風力発電を作る」 キリッ   BY 原子力ムラ=再エネムラ

ご注意ください。市民は騙されないことが重要です。 

 

メガソーラーだけでなく 小規模の野立ての太陽光発電所、自宅屋根の倒壊したソーラーパネルも危険です。十分ご注意ください。 

 

 

追記 ようやく朝日新聞が記事を出しました。 ネットもチェックしていると思われます。

 

豪雨で破損の太陽光発電設備、感電の恐れ 「近づくな」

香取啓介 2015年9月11日19時01分

太陽光発電協会(事務局・東京)は11日、豪雨で破損した太陽光発電設備に近づくと感電する恐れがあるとして、注意するように呼びかけた。「光が当たっていればパネルは発電していることを忘れないでほしい」としている。

水没して設備の絶縁が悪くなったり、漂流物の接触などでケーブルが切れたりしている可能性があり、周りの水に触れると感電する恐れがあるという。水が引いた後でも危ないとして、近づかないように促している。販売施工業者や電気主任技術者に連絡して、対策を取る必要があるという。(香取啓介)