折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

「上手」と「下手」

2014-07-03 | 雑感
周りの人たちの中には、①「話上手」の人、「聞き上手」の人、反対に②「話下手」の人、「聞き下手」の人、③「話すのは下手だが、聞き出すのは上手」な人、その逆の④「話すのは上手だが、聞き出すのは苦手」な人、等々、色々なタイプの人がいる。

そして、「話上手」の人にかかると思わず耳をそばだてて話に引き込まれてしまうし、「聞き上手」の人にかかると、余計なことまでおしゃべりしてしまう。

小生などは自分では②の「話下手」、「聞き下手」のタイプだと自覚しているので、「話上手」、「聞き上手」の人を見ると「いいなぁ」とうらやましく思うと同時にコンプレックスを感じてしまう。

思うに、「話上手」の人とか「聞き上手」の人とかは、好奇心や向上心にあふれていて、その結果として話の「引き出し」をいっぱい持っていて、その引き出しから色々な材料を 臨機応変 に取り出せる人のことを言うのではないだろうか。

逆に言えば、この「引き出し」の キャパ が大きいか小さいかが、「上手」「下手」を分かつ一つの要素になるのかな、と感じた次第である。


先般、フランス旅行から帰って来たかみさんに、その旅行の話を色々と聞いたのだが、当方の聞き出し方が稚拙(フランスについての「引き出し」が少なく)で、旅の喜び、楽しみ等々をうまく聞き出してやれなかったのが、自分でももどかしく、情けなくも思った次第である。