折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

涙腺ゆるむ~朝ドラ「てっぱん」佳境

2011-02-18 | 映画・テレビ
NHKの朝の連続ドラマ『てっぱん』が今週佳境を迎えている。

朝ドラに『ハマった』のは、5年ほど前に、何気なく見始めた『だんだん』(2007年)がきっかけだった。
以後、病みつきになって『つばさ』、『ウエルカメ』、『ゲゲゲの女房』と見続けている。


この朝ドラの魅力は、何と言っても、たった15分と言う放送時間枠の中に毎回、毎回、必ずヒロインに関する悲喜こもごものエピソードが巧みにブレンドされていて、見る側としては、ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、あっという間に15分が過ぎ、この続きはどうなるだろうと期待をいだかせて終わるところが、視聴者を引き付けて離さない要素の一つだと思っているが、それを毎日延々百何十回も続けるのだから、制作サイドはさぞかし大変だろうとつくずく感じ入ってしまう。

今週の朝ドラ・第21週「ひまわり」の意味が今朝の放送で明らかに。
それにしても、てっぱんをはさんで交わされる実の父親と娘の会話、二人の表情が実に良くて、思わず『グッと』きてしまった。

19年を経て対面した親子。

音楽家の父親が思いのたけを込めて娘に贈った曲『ひまわり』。
娘が吹くトランペットに乗って流れる『ひまわり』のメロディ。

今朝の朝ドラのエンディングは、秀逸だった。


今、放送されている朝ドラ『てっぱん』のオープニングの一場面。


涙と言えば、かみさんは、もともと涙もろい性質(たち)でドラマなど見ていると、必ず涙を流す。

先日も、テレビで『沈まぬ太陽』を見て、大粒の涙をこぼしていた。

小生も最近はかみさん以上に涙もろくなってきて、『沈まぬ太陽』ではかみさん同様、何回も涙があふれ、かみさんに悟られないように涙をぬぐうのに苦労した次第である。

そして、涙腺が随分とゆるくなってしまったのは歳のせいなのかと実感させられる日々である。


朝ドラの時間帯は、かみさんは出勤の準備で忙しくてテレビなど見る余裕はとてもないが、今週の『てっぱん』を見たら、涙を流すこと請け合いだろう。

この日の朝ばかりは、かみさんの目を気にすることなく涙をぬぐいながら、画面に見入った次第である。



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