折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

無縁坂

2006-07-20 | 音楽
母にささげた歌

さだまさしは、小田和正と並んで好きな歌手である。
特に、グレープ時代のさだは高音にとても張りがあって、素晴らしいと思った。

「無縁坂」「秋桜」などは良く聴いていた。
3年ほど前、兄弟4人とその家族で、母との一泊旅行に行った時のことである。

夕食も済んで、みんなでくつろいでいると、幹事から、「カラオケタイム」です、楽しくやりましょう、と声がかかった。


みんな、それぞれ、「十八番」を披露していたが、小生は、母が知っていて、喜びそうな曲をできるだけ歌うことにしていた。

そして、自分の歌の「締め」の曲も決めていた。
それが、さだまさしの「無縁坂」であった。

カラオケの雰囲気には、ちょっとそぐわない曲であったが、歌い終わると母が、「いい歌を聴かせてもらって、ありがとう。涙が出たよ。」と言ってくれた。

この曲は、昭和50年代に池内淳子、三浦友和主演でTVで放映されていた、
「ひまわりの詩」と言うドラマの主題歌で、母はこのドラマを思い出し、それに、自分の来し方を、重ね合わせていたらしい。

それが、涙となったのだと思う。

<今日の1枚>

グレープ・ライブ 「三年坂」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿