岳飛伝(全17巻)が完結し、「大水滸伝」(全51巻)が完結した。
大作を 再読せんと 意気込みて ひねもす浸る 至福の時間
北方謙三の小説「史記」全7巻を読み終え、次に何を読もうかと思っていた矢先、同じく北方作品の「大水滸伝」シリーズ(集英社)が「菊池寛賞」を受賞したと、昨日の新聞が報じていた。
「大水滸伝」シリーズ(集英社)とは、「水滸伝」(全19巻、司馬遼太郎賞)、シリーズ第2弾の「楊令伝」(全15巻、毎日出版文化賞特別賞)、シリーズ完結編「岳飛伝」(全17巻)の全51巻で、連載開始から17年、原稿用紙約2万5500枚に上る大長編である。
各シリーズとも単行本化される都度、図書館に駆け付け、リクエストをして一日千秋の思いで順番が来るのを待っていたものだ。
各シリーズとも読破したが、最初の「水滸伝」は刊行されたのが今から17年前と、余りにも時間が立っているので、ストーリーなど忘れてしまっている。
そこで、全51巻が完結したのを機に全シリーズを読み返して見ようと思い立った。
幸いなことに図書館では、各シリーズともいつでも借りられる状況である。
早速、水滸伝第1巻~第5巻まで借りて来て読み始めた。
今年中に何とか全巻を読破したいと意気込んでいる。