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ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

十二湖で白神の雰囲気を味わう

2014年06月11日 | 2014/6 みちのくのたび
 6時ころ目が覚めたが、バンクベッドの天井にかなり強い雨の音がする。IPADを引き寄せて天気予報を確認すると、今日1日雨模様。外を歩けないとなると楽しみは8割減。まあ、雨も旅の一こま、雨音を聞きながらうとうとする。
 一日ここにいるわけにも行かないので、朝食の支度をして食べ始めるころには雨もあがってきた。奥を起こして食べさせてから出発すると、もう10時だ。出発前に道の駅で昼食用の食品を買って、スタート。
 この天候なら、十二湖を少し散策することはできそうだ。
 まず、十二湖ビジターセンターに行って散策ルートを調べてマップを手に入れた。天候も怪しいので手っ取り早く90分コースをアレンジして、ビジターセンターからすぐに山に分け入り、沸壷の池、ぶなに自然林、青池、鶏頭場の池を経由してキョロロから舗装道路を戻ってくるコースにする。
 
 このビジターセンターの脇ではイトウの養殖をしている。養殖池をのぞいて見ると、大きい。食べたことがないが、どんな味がするのだろうか?養魚場の隣が越口の池。
  

 山に入っていくと最初から気持ちのいい樹林の中。
最初にきれいな水の沸壷の池。池の底から伏流水が沸いているのだろう。


歩いていくと道標もきちんと整備されて迷うことはない。(ただし地名とあわせて地図が必要かな)

 ここまで来ると遊歩道も広くなり、道にはウッドチップが敷かれて歩きやす過ぎる。対面ですれ違う団体客も多い。そしてこのコースのメイン「池」。青池。


 着いたときは空も少し明るく、池の色も底まで透明なブルー。曇ってきたらちょっと濁ったねずみ色になった。ここは晴天の時に来るべし。

 ここから少し歩いたら舗装道路。団体ツアーバスと思しき人たちがどんどんやってくる。キョロロから先はバス道路をテクテク歩いてビジターセンターに戻った。もう少し楽しめる遊歩道ルートが欲しい。

 道の駅「ふかうら」
  

 深浦産の海産物はいろいろあった。焼きイカの店は休店。奥はなぜか焼きそばを買っていた。
 今日は海の駅「わんど」で車中泊のつもりだが、閉店前にそこで買い物。焼き魚、煮魚を買ってから鯵ヶ沢温泉「水軍の宿」に行く。
 この温泉は鯵ヶ沢の町の中、宿泊棟と入浴棟が別棟になっている。塩化ナトリウム、カルシウムが主成分で無色透明、少し塩辛い。露天風呂もあり、水軍らしく舟型をしている。
 温泉で汗を流して海の駅「わんど」に戻ってきたら、トイレのシャッターが閉まっている。明日の朝、海産物を買うつもりでいたが、仕方ない。近くの道の駅「もりた」に向かう。
   

 なんとここに到着直前にDPDの自動再生になってしまった。しばらくまわりに遠慮しながらDPD再生。スカートのハッチを上げるとすごい熱気。直前まで燃費が10.8キロだったが、DPD再生をしたので10.1キロになった。

 

 

 

 
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寒風山のすばらしい景色を堪能した

2014年06月10日 | 2014/6 みちのくのたび
 今朝は鳥海山がきれいに見える。


 道の駅「象潟」をゆっくり目に出発してできるだけ日本海沿いに走って行く。まず立ち寄ったのが道の駅「岩城」。
 

 島式漁港公園と別名をつけているから何事かと思ったが、ここの漁港は海岸から防波堤を伸ばして漁船の繋留場所を作るのでなく、ちょっと沖合いに一口食べたドーナッツみたいな防波堤を作って、そのドーナッツに橋を渡している。はじめて見る漁港の形式だ。おそらく海砂の流動が大きいので、岸から防波堤を作ると砂がここにたまってしまうのだろう。ここは温泉もあるし、国道からも少し離れているので車中泊にぴったりだ。食事の店も色々ある。
 秋田市内は素通りして、もうひとつ道の駅「てんのう」にも立ち寄った。ここは広い、公園の中に道の駅も温泉もある感じだ。
 いよいよ寒風山。東西南北、どちらを見渡しても広々して気持ちがいい。


  眼前の小噴火口の縁を一周するのもいいトレッキングコースのように見える。また今度挑戦しよう。
 大分時間も押してきたので、今日の温泉に向かう。砂丘温泉ゆめろん。お湯は薄いオレンジ色で透明。何の成分がこの色かはわからないが、塩化ナトリウムはほとんどで、カルシウム、炭酸水素、メタ珪酸が若干。お湯に入ったら眠気がすうっとなくなった。
 今日の車中泊は道の駅「みねはま」。
 

 国道そばだが静かなのんびりした道の駅だ。隣接してぽんぽこ山公園があり小さい子供を遊ばせるにはいいところだ。
 

 
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羽黒山にお参りしてから鳥海山に(6月9日の記事)

2014年06月10日 | 2014/6 みちのくのたび
  今日は山伏の羽黒山に行く。田んぼの中の道を走って行くと、月山が美しい。この地域の人は日々月山の移ろいを見ながら、どんなことを思って暮らしてきたのだろう。


 羽黒山に近づくと道路をまたぐ大きな鳥居。


羽黒山参拝のベースは「いでは文化記念館」。ここに9時前について周辺案内図をもらった。


 いよいよ羽黒山に上る。随神門をくぐると杉の巨木の参道が始まる。山頂エリアまで石段が2446段、緩急織り交ぜて続いていく。
   

 爺杉は樹齢1000年以上、杉越しに国宝5重の塔が見える。この塔は平将門の創建だとか。その後の改修があったにしてもこんな雪や湿気のなかでよくも保ってきたものだ。
 参道もここから一の坂、二の坂、三の坂と急な上りが続く。ちょっと曇り気味だが蒸し暑い。参道脇には涼しげな花。
  

 山頂の拝殿は「月山」「羽黒山」「湯殿山」の三神合祭殿。




境内には鐘楼がある。これも5重の塔も、寺も神社も一体で気にしない時代のもの。「いいんでないかい」
 

 この鐘楼が見事な掘っ立て建築。
 境内に大祓茅輪神事の茅輪があった。

 8の字に三回輪をくぐると罪穢れを除くそうだ。自覚のないままにくぐって生まれ変わった。

 さらに月山に行きたかったが、月山道路は7月1日に開通。次回回しにして、鳥海山に向かう。

 その前に道の駅「鳥海」に立ち寄ったが、観光情報のパンフレットが何もない。
 
物産店の片隅にパウチしたパンフレットが一束おいてあるだけ。その代わり食べ物屋が面白い。産直野菜もあるが海産物の店で魚貝類を焼いたものを売っていて、店先のテーブルで食べることができるし、フードコートやラーメン、パンの店もある。
 道の駅はそこそこに十六羅漢に向かう。

海岸の岩に仏と十六羅漢の胸から上をを山の方に向けて刻んでいる。一度に全部見えるのではなく、海岸の岩を伝って見て歩く。ただあまり硬い岩ではなさそうなので、あと100年もすれば日本海の荒波で風化しそう。

 ここから鳥海ブルーラインを上がっていく。最初から上り坂で終点の鉾立までほとんど3速で上がる。今日は鳥海山の上のほうは雲に隠れているが、下を見ると日本海の景色が美しい。
 

 鉾立からの眺望もすばらしい。






 最後の写真で雪解け水が滝になって落ちているのが木々の向こうに少しだけ見える。この樹林の向こうに出ようと歩いて行ったが、途中で雪に阻まれて戻ってきた。この鳥海山もいつか登りたい山になった。

 帰りがけに元滝伏流水に立ち寄り。平成の水100選。

鳥海山の伏流水がこの崖のところから流れ出している。ボトルを2本持ってきたので、水を満たして戻る。

 今日はこのくらいにして、道の駅「象潟」で車中泊。温泉もある。
温泉はビルの4階の展望風呂、海に向かって大きなはめ殺しの窓があり、今日は西日がガンガン照りつけてまぶしい。茶褐色透明な塩化ナトリウムのお湯だが。お湯のあふれる浴槽の縁や床は2ミリくらいの黄褐色の析出物で覆われている。
 

 足湯もあるが有料(100円、タオルつき)。それも5時ごろに営業終了なので、温泉350円のほうがお買い得?

 ここは夕日のきれいなところということで、温泉から出てビールを片手にビルの裏の芝生広場に出て、夕日を眺める。今日は風は強かったが陸からの東風なので、静かなべたなぎの海だ。


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笹川流れを流してついに山形県に来た

2014年06月08日 | 2014/6 みちのくのたび
 出発前に給油。有磯海SAの軽油は154円、びっくりして10Lだけ入れた。確か次のSAまで70キロ程度なので先送りしたが、これは当たり、名立谷浜SAでは142円。これでも安いとは思わないけど、満タンに入れた。


 ところでこの名立谷浜SAが東日本高速道路の最初のSAなので、高速道路案内などを探したが、HighwayWalkerという情報誌に織り込んだ1/550万の地図だけ。道の駅はマークだけ。西日本では10倍の精度で便利なんだが、利用者のために便利にしようという気持ちがなければこんなものだろう。

 さて新潟県村上で高速を降りて、料金はETC休日割引で10,420円。丸2日走ってこれだから有り難かったが、これが来月から約14,000円だ。

 村上からは国道345号線笹川流れを走って行く。今日は日本海は波静か、瀬戸内海より静かだ。日曜日にしては車も少なく順調に道の駅「笹川流れ」に到着。ここのデッキから見ると素潜りのウニ漁だろうか2隻のボートが漁をしている。(海女さんではない)沖には粟島。昼食は道の駅の道路をはさんだ民宿「ちどり」で刺身定食。田舎のおばちゃん料理といった感じだが、品数も多くて十分満足した。


 食事の後に5軒先の酒屋に行ってみた。もちろん目的は地酒「〆張鶴」。定番の花、月、雪のほかに特撰吟醸があった。店の話ではほぼ地元への出荷のようだ。買った!。たびはこういうお酒を見つけて買う、飲む楽しみがある。
 ここから数キロは食事のできる店がいろいろあった。それは次回来た時の楽しみにしよう。
 



 しばらく走ると眼前に海を挟んで鳥海山。残雪の感じがなんとも言えず美しい。
 さらに鶴岡市内まで走って、市役所の駐車場にくるまを停め、藩校「致道館」あと、大寶館などを見学。
    

 あとは夕食を買って、今夜の車中泊は道の駅「庄内みかわ」にした。駐車場は平ら、静か、歩いて3分で温泉、すぐ横がスーパーマーケット(これは着いてから気づいた)。なのはな温泉「田田」は2つの源泉があり、大浴槽は淡黄緑透明の湯。塩化ナトリウムに若干カルシウム、マグネシウムイオンがあるようだ。顔についたお湯が舌に触れるとかなり塩辛い。もうひとつの小さい浴槽は褐色のにごり湯でこちらも塩化ナトリウムの湯だが、成分は大浴槽の3倍くらい濃い。どちらも手についたお湯がそのまま乾くと、海水浴でシャワーを浴びないままでいるような感じでべたべたする。これではたまらないので出掛けに、全身シャワーを浴びてから着替えた。




 
 
 
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みちのくへのたびに出る

2014年06月07日 | 2014/6 みちのくのたび
 今朝9時に家を出て19時30分に北陸自動車道の有磯海SAに着いた。


 走行距離は747キロ。
 

 途中で昼食を含めて5回の休憩を取ったが、さすがに疲れた。(最後のメーターは給油の際に誤ってトリップBをリセットしたので448+299キロが本日の走行距離)今日のうちにできるだけ距離を稼いでおこうとアクセルをちょっと踏み込み気味にしたので燃費はよくない。高速道路の平坦部では6速がほしいところだ。エルフの最近のモデルではシフトレバーにPポジションができて6速になっているようだ。ちょっと悔しい。

 夕食はSAのフードコートでピザ+からあげを注文して、くるまに持ち帰ってビールを飲む。トッピングは厨房でのせてから焼き上げるので、できるまで大分待ったが、そこそこ満足できた。量的にも十分だ。


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屋外用折りたたみテーブル

2014年06月03日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 アラモのたびでは食事をするときには基本的に車内なので、屋外用のテーブルは使わない。しかし簡単に折りたたみのできるテーブルがあると便利なので、手持ちのフリースタンド用に天板を作った。


 ホームセンターに成型したヒノキの板(多分間伐材)があったので、細いロープで連結した。ぱたぱたと折りたたむと小さくなってキャンピングカーに常時積んでいてもそれほど邪魔にもならない。
  

 さすがにヒノキは香りがいい。


 
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床下遮熱板の取り付け

2014年06月03日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 昨年の夏は駐車後の車内の暑さに悩まされた。カーペットを敷き詰めたが、床が熱くて足を置いていられないほど。折角取りつけたウィンドエアコンも駐車直後は効き目が悪い。あまりの暑さに左右のスカートにあるハッチを全開にして、扇風機で床下の空気を追い出したりしていた。国産小型トラックベースのキャブコンのほとんどはフロントシート下にエンジンがあり、ダイネットの下にミッションや排気管、サイレンサーなどエンジンがかかっているときには熱源になるものが床の下にあって、ダイネットを下から温めてくれている。そのだけなら床下の断熱をしっかりしていれば、ダイネットで床に足が落ち着かないほど熱くなることもない。
 どうやら最大の熱源はDPD(ディーゼル・パティキュレート・ディフューザー)で、ディーゼルエンジンの排気ガス中のすすを捕集するためのフィルターを再生する為に、フィルターにたまったすすに軽油を噴射して燃焼させるので、最高温度300度(600度という話もある)という温度になるようだ。


 これがDPDの本体だが、表面の温度が300度ということではなくて、内部が300度である程度の遮熱はある模様だ。(そうでなければすぐ横が軽油タンクなので、軽油が沸騰してしまう)他にもミッションもかなり熱く、なかなか冷えない。停車後に手をかざすと、焚き火に手を近づけたように熱い。なお床下の断熱は2センチくらいの断熱材が入っているのが床下にもぐると見える。発熱源の温度がこれだけ高いとさらに断熱材を入れるよりも遮熱材を入れるほうがよさそうなので、建築材料のケイカル板(珪酸カルシウムボード)をフレームの上に敷き詰めた。
  

 これで効果がなければ、いよいよ発泡ポリウレタンを床の下から吹き付けることになる。

(2015/11追記)
 この遮熱対策の結果、DPD再生の直後に停めていても床の熱さは気にならなくなったので、効果はあったと思っている。
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