グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党の分裂騒動に思う

2012年06月23日 | 日記
例の一体改革法案の採決を巡り民主党の分裂が現実味を帯びてきたが今までの経緯からして現況は別段驚くことではないしむしろ遅すぎたと思うくらいである。
法案反対派は口を揃えて「国民との約束だから」を今だに金科玉条のごとく繰り返しているのだが政権交代1年で国民の多くはその「国民との約束」を民主党が実現できないことを悟ったのだ(10年の参院選結果がその事実を如実に物語っている)。
であればその根幹をなすマニフェストを修正するのは当然だろう。
もし今でも09年マニフェストを完遂できるというのなら財源捻出の道筋と時間軸を具体的に提示すべきであって前述のように単なるお題目の繰り返しだけではもう政治力は保てない。
一方法案推進派への注文だが今なおデフレ経済から脱却できない中での増税はどう考えても無理がある。
景気弾力条項検討もさることながら景気対策そのものを急ぐべきだ。
「待ったなし」なのは財政再建よりもむしろこれより難しい景気対策の方だ。



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