グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

法相のスピード辞任の異常さに思う

2019年10月31日 | 政治
法相が妻の公職選挙法違反疑惑がらみで早々に辞任した。
あまりの潔さに驚くばかりだがよくよく考えるに首をかしげたくなることが多い。
先ず法相の辞表提出後記者団に語った「私も妻も全く与り知らない」の一言だ。
もし本当にそう思うのなら速やかに調査し疑念を晴らすべきだろう。
「行政に一瞬たりとも停滞は許されない」というのは紛れもない事実だが選挙事務所の調査などその気になればそんなに時間はかからないはずだ。
もし時間がかかるというのならやはり何か隠し立てをしていてその隠ぺいストーリーを作りたいという企みが垣間見えはしないか。
「任命責任は私にある」と言う首相もこの段階では辞表を受理せず法相に説明責任を早期に果たすよう指示すべきだ。
その方が首相のダメージも少ないはずなのだが早々に辞表を受理し後任者を任命するのは何故だろう。
首相自身も当事者が懸けられている疑惑を早期に払拭できないと判断しているのかもしれない。
それと今回の騒動の原因となった法相の妻の責任問題が表面化しないのも理解できない。
今回の騒動の原因は一義的には法相の妻にあって夫たる法相ではない。
法相の妻こそ説明責任を果たすべきだと思うが如何だろう。

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