グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新しい「プロ経営者」の登場に思う

2017年04月22日 | 日記
世に「プロ経営者」という職業があるようだ。
アマチュアの経営者など居るわけないのだから「プロ経営者」という呼び名もおかしなものだが企業経営の専門家としてスカウトされる経営者を(大勢を占める)内部昇格経営者と対比する意味でこう呼んでいるのだろう。
企業経営の専門家だから担当する企業の業界などは問わない。
日用品メーカー社員が飲料メーカー社長を経て化粧品会社経営に転じたり、商社マンがコンビニ・チェーン社長を経て酒類メーカー経営に転じたり、まさにプロフェッショナルのプロフェッショナルたる所以なのだ。
そんな中でユニークなプロ経営者が現れた。
パナソニックが代表取締役(の1人)として新たに招聘した前IT企業会長はもともと同社に10年ほど在籍していたのだが(本人の弁によれば)「若気の至り」で飛び出した経歴を持つ。
その後IT企業や流通業などの経営を経てこのたび経営者の一員として戻ってきた。
ここに至った詳細な経緯は知る由もないがパナソニックが同氏の経営感覚を高く評価したことは疑いない。
かって日本企業は一度退社した社員を再び受け入れることはなかったが最近ではこんなルールも過去のものになりつつあるようだ。
生まれ故郷にUターンしたプロ経営者が錦を飾る、・・・日本企業も変わってきたものだ。


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