グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相に対する刑事告発に思う

2020年01月15日 | 政治
先日テレビを見ていたら例の「桜を見る会」の運営に関し大学教授そのほかが首相に対し背任罪で刑事告発を行っていた。
「桜を見る会」の運営については他にも市民団体が公職選挙法、政治資金規正法等の違反の疑いで刑事告訴を行っているが仮にも一国の指導者がこれほど指弾を受けるのはみっともないし恥ずべきことだ。
今までの例からしてこの種の告訴で首相が有罪で結審なんてことは考えられないがそれでもあまりに数重なれば政権運営上いささかのダメージは避けられないだろう。
そもそも問題が露見してからの首相の対応がよくなかった。
あっさり非を認め真摯に反省、謝罪を表明すればこんなにズルズル尾を引くことはなかったのではないか。
それを招待簿は廃棄しただの、シュレッダーの順番待ちだの、挙句の果てには障害者の勤務スケジュールのせいにするなど官僚の忖度を見聞きするにつけ国民の不信感は高まるばかりである。
首相はよく「信なくば立たず」との言葉を口にするがあまりに軽すぎる。
行動がまるでついていっていないのだ、今の今も。
首相に諫言する側近もいないのだろうか、あるいは首相が聞く耳を持たないのか・・・、いずれにせよ本当に寂しい。

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