グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

漠然としたワクチン接種不安に思う

2021年03月08日 | 社会

コロナウィルス対策上の救世主とも目されたワクチン接種だが依然として漠然とした不安感が拭えないままだ。

第1の原因はまずは必要量の確保問題だろう。

当初は①医療関係者(医師、看護師等)の内の先行接種対象②医療関係者全体③一般の内高齢者④一般の内基礎疾患保有者⑤一般の内の残り全体 とされていたが到着スケジュールの遅れや許認可手続きも等もあって諸々のスケジュールは遅れ気味である。

EC内でも争奪戦もあるようだが本当に6月末までに高齢者分までを確保できるのだろうか。

第2の原因は副反応問題だ。

アナフィラキシー反応の第2例が発生したとのことだがもしも今後続発するようなことがあれば大規模接種会場でしかこの種の緊急事態に対処できないだろう。

筆者を含めアレルギー疾患を持つ接種対象者は多少なりとも不安感を抱くようになるかもしれない。

第3の問題は変異ウィルス対する有効性の有無である。

昨今変異ウィルスの台頭が見込まれているが果たして現在のワクチンは変異型に対してもどの程度有効なのだろうか、・・・。

一説によれば「追いかけっこ」になるという。

いやはや大変な時代になってしまった。

社会不安に対する抵抗力、メンタル・タフネスがますます重要になってきたようだ。