グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

太陽光発電の一時停止要請に思う

2018年10月07日 | 日記
九電と経済産業省が太陽光発電事業者に一時稼働停止を求める意向だと聞いて驚いた。
理由は好天が続いたせいだろうか、電力を作りすぎてしまったからだ。
言うまでもなく太陽光発電や風力発電は将来の主力電源に目されているわけだからもし電力を作りすぎてしまったのなら先ず火力発電(や稼働していれば原子力発電)から減らしていくのが当たり前だと思うのだが太陽光発電の方を先に絞るとは全く理解に苦しむ。
火力発電は発電の際に(昨今話題になっている)異常気象の元凶である二酸化炭素を排出している。
ゆえに排気ガスを出さない太陽光発電量が増えることはまさに社会にとって歓迎すべきことなのだが今回の経産省や九電が採った行動はこれに逆行するものではなかろうか。
どこかエネルギー政策に誤りがあるように思う。
既存の電力会社を必要以上に可愛がる経産省の姿が浮かび上がってくるようだ。

築地市場の閉場に思う

2018年10月07日 | 日記
日本の台所・築地市場が83年の歴史に幕を閉じた。
築地市場の移転については賛否あったがやはり都心での老朽施設維持には限度がある。
今ではちょうど潮時ではなかったかと思っている。
それにしても2年前のあの移転延期問題は何だったのだろう。
あれだけ汚染水問題が取り沙汰され移転時期すら危ぶまれたがその心配は雲散したのだろうか。
今となっては都知事の単なるスタンドプレーではなかったかとの印象もなしとしないのだがもうそれはそれとして豊洲市場の新たな成長と発展を願うのみである。
そして今度は築地市場跡地問題だ。
いずれにせよ都知事の影はすっかり薄くなってしまったねぇ。
全てはあの「排除いたします」発言からだ。
「口は災いの元」「覆水盆に戻らず」か、・・・・。