グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の「消費増税へ政策総動員」発言に思う

2018年10月17日 | 日記
首相が15日の閣議の後「法律に定められた通り来年10月に消費税を8%から10%に引き上げる」と表明したようである。
2度も延期した実績(?)があるので本当に信用していいのか、いささか疑問だが今度は大丈夫だろうねぇ。(笑)
首相は同時に「あらゆる政策を総動員して経済に影響を及ぼさないよう全力で対応する」として関係閣僚にハッパをかけていた。
経済への悪影響回避は結構なのだがそのためにあまり予算を振り向けるようだと2%の増税分が目減りすることになる。
経済の落ち込みはなかったが国民への還元ばかりで結局国の借金返済に回らなかった、なんてことがないようにね。
そうそう、今回の軽減税率採用とかでコンビニのイートインコーナーが風前の灯となっている。
イートインコーナーは消費者の支持もありコンビニ業界の一つの大きな流れになっていたのだがこれからはあくまでの休憩のための施設とし、「飲食禁止」の掲示も検討されていると聞いてあきれてしまった。
これってなんかおかしくないか?
増税が社会の望ましい姿を変にゆがめていく・・・。
ちょっと乱暴な言い方を許していただくとすれば消費増税のショック緩和策などあまり小細工を弄するべきではないと思う。
日本全体が等しく(公平に)重荷を背負う時期に来ているのではないかと思うのである。