グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

株主総会今昔

2018年06月22日 | 日記
世はまさに株主総会真っ只中、来週一杯各社の総会が続く。
とはいえ、総会の在り方は刻々変化しているようだ。
その昔、株主総会は集中日に行われるのが常だった。
それは6月27,28日頃だったか・・・。
今はかなり分散化が進み筆者が案内を受ける3月期決算会社4社はいずれも開催日が異なる。
一昔前とは隔世の感がある。
ただ多くの会社が用意していた「お土産」は廃止する会社が増えてきた。
時々「お土産」の復活を求める株主発言を耳にするが経営陣の決まり文句は「配当増加で報いたい」だ。
実際増配企業は増えている。
株主優待実施企業も増えているので「お土産」を求める声は萎んでいきそうだ。
そうそう、投資ファンドなど「物言う株主」の台頭も大きな変化と言っていいだろう。
小口株主だってインターネットを通じて議決権に参加するようになってきた。
企業経営に緊張感が生まれるのはいい。
経営陣は従来以上にオープンな企業統治が必要になろう。