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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の頻繁な対ロ交渉に思う

2016年12月22日 | 日記
首相が来春早期に訪ロし両国の関係改善を加速していくとのことだ。
つい先週2日間に亘ってプーチン大統領とヒザを突き合わせて会談を行ったばかりだというのに随分忙しいことだ。
これほど頻繁に交渉を重ねるということは物凄い成果を生み出すか、全く成果を生まないか、そのどちらかだろう。(笑)
残念ながら先週2日間の会談結果は身内からもあまり大きな評価は得られなかった。
一つ気になったのは首相がプーチン大統領(あるいはロシア)との間で北方領土の返還や主権に関して見解の相違があったと回顧していたことだ。
領土交渉の基本的な事柄について外交事務方は何も詰めていなかったのだろうか。
首相のあの発言にも本当に失望してしまった。
あれでは56年の日ソ共同宣言より後退してしまったと言われても仕方がない。
さて問題は今後平和条約交渉をどうスピーディに進めていくか、だ。
もし共同経済活動の具体化がモタモタし平和条約交渉がとん挫するようなことがあれば首相の求心力にも影響してこよう。
首相にとっては政治生命をかけた2017年になるのかもしれない。