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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

JALの株主総会に思う

2015年06月21日 | 日記

先週あたりからいよいよ株主総会のシーズンに入った。

今までの開催された総会で一番印象に残ったのはJALの総会だ。

総会直前に客室乗務員が妊娠により休職を余儀なくされたとして東京地裁に提訴していた案件があったので気になっっていたが案の上出席株主(女性)の一人から誠実な対応を求める声が挙がったようだ。

企業側は「(客室乗務員が妊娠した場合地上勤務でのポストを案内するが)ポストがない場合は休職扱いになることは法に則ったもの」と回答したが株主側は納得せず他の出席株主も加勢し一時紛糾した模様だ。

昨年度の同社は好決算だっただけに従業員や株主の要求は企業側の「法に則ったもの」という形式的な説明だけでは収まらなかった。

「法はオール・マイティではない」ということをつくづく感じさせられた。

と同時に「ノブレス・オブリージュ」というヨーロッパの格言を連想した。

持てる者は義務と責任を果たさねばならない、…か。