グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「変貌する公共図書館」に思う

2014年03月03日 | 日記

「アンネの日記」事件で一躍世間の耳目を集めている公共図書館だが日曜の日経紙に「変貌する公共図書館」なる記事があった。

今、公共図書館はリノベーションの真っ最中なのだそうだ。

まさに図書館は「知の宝庫」、もっと存在感を打ち出してもいい。

基本的に公共図書館は利用料不要でその割には素晴らしい利用者サービスが提供されていると思うがここでは有料化も覚悟しつつ敢えて理想の姿を考えてみたい。

先ず開館日、開館時間だがこれは是非年中無休、夜間開館を目指してほしい。

書籍整理日の必要性はともかく午後5時閉館はいかにもお役所的だ。

スポーツクラブなどは夜9時、10時まで開いているのに・・・・。

次に飲食エリアの確保についてだ。

無論多彩なメニューや接客サービスを望んでいるわけではないが長時間利用者もいるので一定のスペースは欲しい。

新刊書の補充についても改善の余地があるのかもしれない。

インターネット予約制度も結構だが初回利用者がある程度費用負担することで待たずに手にすることができるシステムが考えられないだろうか。

新刊図書は鮮度も重要なのだ。

予約可能な閲覧エリアや利用者が複数でワイワイ言いながら利用できるミーティングルームなども図書館利用者の定着・拡大に有効だろう。

諄いようだが「すべて無料で」と考えているわけではない。

冒頭の日経紙には「専門職の確保も急務」とあったがこれは利用者自身が身に付ける能力でもあるのではないかと思う。

さて究極の姿は蔵書の電子化・ネット化だろう。

何?、ネット化が完備したら図書館など要らない?なるほど、なるほど・・・・(笑)。