田植え前の準備のために大量の水が必要となる時期。いくつかある散歩コースのひとつで見かけた光景。
上流15km程の烏川から引水した水は、途中いくつもの堰で旧市街地の生活用水や周辺の農地を潤す。
最下流のここに設けられた円筒分水施設で東西5km程の台地に公平(公平の見える化)に分水される。
説明版には、戦前この時期なると水争いが絶えなかったとある。
更に遡り用水が開発された戦国時代までは、国木田独歩が語る武蔵野の雑木林のような光景が拡がって
いたと思われる。高崎の東に拡がる関東平野の北西端の原野は地形上水に恵まれなかった。
分水装置直前の堰に可愛らしい臨時の台場が設けられていた。すぐ前の小学校の生徒のアイデアか?
この春にふ化したと思われるカルガモの幼子が5匹お昼寝していた。
少し離れた堰の梁の上に母親か? 成鳥がその姿を見守っている。
小学生たちも登下校時に見守っているのだろう、こんな優しいことを提案したのはどんな子だろうか?
ほっこりした気持ちになる。
今回の投稿で600回となりました。 ここ1.2年投稿内容がお粗末になったなと感じていますが、
もう八十路に入った老爺にはこの程度が精いっぱい。もう少し続けられそうですが今後も見ていただけ
ら嬉しい限りです。
最も愛読するブログ「林住記」の作者八十路真ん中の森生さんも、病気で倒れたらしい。4月末までは
唸るような内容の記事を更新されていのに、5月になったら更新が途絶えてしまいました。お見舞いし
ようもありません。
私の身の上にも十分あり得ることですが、今のところ、こんなことも張り合いの一つにしながら、もう
少し元気で暮らしていけそうです。
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