toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
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281-280709時には過去のブログを見たりして・・・(082-241006大関と横綱)

2016年07月09日 | 街歩き

 Pa0132741 台風17号は重苦しい雲を残して東に去った。

本年はようやく台風1号が発生した。猛烈な台風に成長し台湾を狙う。

 

P9243255  VS  P9243252                                        

   正横綱 Y電機の本丸                                    大関 Bカメラの出城 

 

10年の歳月を経て正横綱として押しも押されもしないY電機本丸。 

かたや大関のBカメラの出城。西の横綱を目指して奮闘中。

家電製品の価格を指導するのは、メーカーではなく両巨頭をはじめ

とする家電量販店に完全に移行した。 その横綱、大関がせめぎあ

っている。 創業者は前橋出身のY氏と高崎出身のA氏。

Y氏は本丸を前橋から高崎に移した。 A氏はそれを東京に置き、出

身地高崎に君臨するY本丸から150mのところに小規模ながら出

城を構え続け、出身地の意地を見せる。 この店舗の意義は横綱の

横腹に突き立てた矢かナイフであろうか。

そんな心意気が気に入っている。 少ない売り場面積を有効に利用

し、量的には負けるが、種類は豊富。 そのアキハバラ的な陳列が

好きでこちらを利用する。

A氏が通町に小さな店舗を構えていたのは35年ほど前になるか。 

業界の一方の雄にまで発展するとは思わなかった。 Y氏の店もそ

の頃は前橋の普通の電気店だったと聞く。近江商人は商売上手とい

われているが、伊勢崎出身のBシアのT氏を含め、上州商人もアッパ

レなものである。

流通業界に革命を起こしたダイエーはその巨大さがもたらす重みに

耐えらず、昔日の栄光と過去形で語られることが多くなった。 

両巨頭もその轍を踏まずに発展し続けることは果たして可能か? 

 

以上は平成24年10月に公開したY電機とBカメラの戦いの象徴的

な店舗を紹介した記事です。この間に東芝とシャープの凋落が家電

業界に大きな変革をもたらた。特にタブレット端末やスマートフォ

ンの普及に伴い家庭用パソコンの需要は伸び悩んでいる。中国、台

湾そして韓国勢はいつの間にやら日本に並びそして追い越していっ

た。この分野では追いつくことが不可能な状況に変化した。東芝は

巨額の損失を埋めるために優良子会社の売却や減資を行い、シャー

プは台湾企業の軍門に降った。このほかにもミノルタカメラはソニ

吸収された。日立はパソコン事業から撤退。三洋電機は消滅。産業

用半導体分野でも統合化が加速等々。さらに5年後は業界地図はど

のように変化しているだろうか・・・

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