toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
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バードウォッチング

2011年11月06日 | バードウォッチング

 

私の関係する会社が運営する新保第2デイサービスセンターのブログに「傷ついたすずめ」の記事が写真つきで掲載されていました。 下の写真。 (スズメ以下の写真はweb siteから転用しました。)

Photo

出勤してきたらスズメが入口の壁にもがきながら張り付いていた。 元気な鳥なら逃げるのに、逃げないでいるところを見るときっと傷ついているのだろうとの内容でした。

茶色系の小鳥はみんなスズメに見えてしまうことは、一般的には普通の感覚でしょう。 でもこの鳥はスズメではないよ。 スズメよりずっと大きく小型のハトくらい。そして眼を包み込むようにある黒い線と鋭いくちばし。 一番小さな猛禽類で、 これは「モズ」だと教えてあげた次第。

小鳥の観察に興味のある人は承知していますが、以下に掲げる鳥たちはみんなすずめと同じほどの大きさで、茶系の小鳥たちです。 それぞれ仔細な部分で特徴があります。

Photo_3『スズメ』 どこでも普通にみられますね。特徴は首の辺りの黒班とあごの部分の黒。 鳴き声はご存知のとおり。

Photo_4次が一番スズメに似ている『ホウジロ』くちばしの辺りから首にかけての黒い部分。 あごの黒い部分はない。胴体だけではスズメと区別できませんね。 そして鳴き声がすばらしいことでウォッチャーには人気の鳥。榛名山程度の低い山で見かけたらスズメではなくホウジロと思って間違いないでしょう。 木の先端にとまって飽きもせずきれいな声で鳴きます。

 

Photo_5これは『カワラヒワ』です。 開けた野原を5,6羽の群れで飛び回っています。 日高あたりにも普通にいます。 キュロキュロロ・・・と玉を転がすような鳴き方が特徴です。腹から尻尾にかけての黄色が識別のポイントです。

Photo_8最後に『ヨシキリ』 この鳥は初夏から8月頃まで河原で見かけます。 鳴き声は決して美声ではなく、ギョギョギャギャギュギュ・・・と変な声で鳴きます。普通河原のアシ原にしかいませんね。 スズメより若干大きいか。

というわけで、スズメに間違えても当然ですが、いろいろ特徴があります。 仰々しい望遠鏡でなくても、8倍程度の倍率の双眼鏡があれば、結構楽しめます。

ところで鳥の観察の基本の一つを本で読みました。 大きさはスズメを標準として大きいか小さいかで絞り込む。 同じくハトと比べてどうかで絞り込むのだそうです。

我が家は街中ですが、今の季節に庭に餌台を設けて、熟したカキの実、みかんの輪切り、ひまわりの種、牛脂等を置いておくと、間もなくメジロ、シジュウカラ、カワラヒワ、ウグイスなど可憐な小鳥が集まってきます。 シメなんて鳥もきていました。 そして彼等を追っ払うのが、ヒヨドリでありムクドリといったギャングです。

Photo_7

2このあたりでは珍鳥のシメ

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