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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

怒ることは負けること

2019年01月27日 16時48分56秒 | 思考試行

怒るとロクなことはない。カーっとなって、取り返しのつかないことをやってしまった、なんてことはよくあることだ。そんなことにならないために、人間は、時間をかけて、教育し、自覚的に成長して行けるように育てていくこととなる。もちろん国家関係にして然りである。だが、どうしても、相手が理不尽であると、戦争に訴えるほかない、と考える人がでてくる。

国力がすべてで、国同士の関係は、結局彼我の力関係で決するように見える。大国は、自らの力を伸ばし、つけ入る隙を与えないように、対抗してくる相手には、のびようとする芽をつみにかかる。それは、時には理不尽であり、独善的であり、それでも、弱者はのまないわけにはいかない。古代であれば、なにもかも差し出し、権力に従わなければ、生存もできない。

基本的には、今もそうなのかもしれない。何か問題があれば、とことん攻めてくる可能性がある。攻められたときにどうするのか。日本の場合は、戦争しないといっているのだから、しかも軍備もしないと言っているのだから、反抗して、手をあげることはできない。

だが、理不尽にも外国が占領しにくるとすれば、ただちに、抵抗しないで相手に降伏するのかといえば、そんなつもりはなく、自衛権はあるとしているから、武器をもって抵抗することになるだろう。憲法には、そんなことはできないとなっているのに、そうすることは、当然のように思われている。

であれば、どこの国も手をだせないような、考えられないほどの特殊な抵抗兵器を準備するかということになる。

そんなことをするならば、人間は、これでは滅びるほかないようにしか思えない。怒ることは、そういうことだ。