空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

生活態度について

2019年06月08日 18時27分07秒 | 思考試行

 日頃の暮らし方について、どういう心がまえで生きているのか。子供達をどのようにしつけているのか。子育てをどのようにしているのか。介護の問題をどう処理しているか。人は、人生のそれぞれの時期、課題を抱えて暮らしている。

 時期時期の課題について、きめ細やかな対処がされているかどうかで、人生は、随分変わったものになる気がする。

 視野広く、深く、その考え方で、人生を、どこまで見通せているか、政治家はもちろん、経営者もそうだし、資本家もそうだ。もちろん、社会の構成員としてのわれわれ凡人もまた、そうでなければと思う。そのなかで、とりわけ、大きな力を持ったものは特に、心がけなければならないことである。

 そのことによって、世の中がどのように変化するかは、もちろん、それぞれが実行しなければ起きないことだが、もし、本当に実行されるならば、必ず、大きな変化をもたらすと思う。

 どこか尊大に廊下を歩く政治家が、どんな表情で歩いているか、かるく会釈をするように手をあげているその表情から何が読み取れるか、国民や世界の、いきとしいけるものに、思いをいたすこころを、はたして、持っているのだろうか。

 国益を声高に叫ぶことを躊躇せず、なにかしらの利害関係のみで動く人々ばかりでなく、それぞれが、すこしでも広い視野からの見直しを始めるとするなら、考え方、政策のあり方、話し方、伝え方は変化するに違いない。

 一人ひとりにとっては、自分のみのことだから、日々の行動について、点検する思いで暮らすならば、表情はどうなるだろうか。人々がどんな表情で歩いているか、観察すれば、何事かみえてくるはずである。政治家や有力者ばかりではなく、行きあう人々のそれぞれの表情はどうだろうか。

 それぞれの課題をかかえ、悩みをかかえ、また、夢を描きながら、あるいは生活のあれこれを考えながら歩いてるのだが、その表情の中に、深い思考、広い視野、思いやり、宇宙の中の、地球上の人間としての、眼差しがあるかどうか、できれば、そんな眼差しを持つことを、自分は、実行していくんだと心を定めたい。

 眼差しだけであれば、なんの負担もない。そう思えるかどうかだけのことである。そして、それは細部にわたって影響が出てくる。完全にはできないのは当然だけれども、かなりのことがやれるはずである。

 実行といえば、結局は、悪いと思うことをせず、いいと思えることを実行することになる。眼差しなど、どうでもいいのかもしれない。いや、入口はどちらでもいいのかもしれない。