ロシアやイスラエルのやり口は、人類に未来はないのかと思わせられる。国民を弾圧してモノを言わせない、ということもあるようだが、そんなことができること自体が失望の要因である。これをなんとかできないのだろうか。日本の政治家がそれに対して何らかの行動を起こしているのだろうか。主体的に国際情勢に呼応して、行動するという動きがみられない。アピールもない。
与党自民党の場合、分かりやすいのは、とにかく自身の保身については真剣であるということはわかる。議席をまもるための方策については、とにかく気を緩めることはない。その姿勢が余計イライラさせられる。政治をどういう思いでとりくんでいるのだろうか。平和とか人道とか、国民生活とかまるで関心がない。一番とりくまなければならないことに動かないで、なにが政治家かと思う。
とはいえ、なにをなすこともなく、馬齢を重ねてきただけの無名の老人が、こんな時代となって、モノを言うことができる手立てができるようになって、駄文を書けるようになった。驚くべきことである。ほとんど価値のない駄文ではあるが、ともかく、不条理だと思えることを、声をあげることができるようになっている。それは、ありがたいことだと思う。
できれば、もっと、発言に力のある人が、世論をかえるような意見をどんどん吐いてくれることをのぞむが、影響を恐れてか、そんな意見があまり聞かれない。というより、支配勢力がそうした発言をさせないようにしている効果がよくでているということかもしれない。
地上波のテレビも、権力に監視されて、またスポンサーの意向もあってか、人類の成長のためとか、世界平和とか、貧困撲滅とか、弱者救済とか、世直しに貢献するような有益な情報を提供しようとするエネルギーが不足している。
系統的に準備して、力ある提案を期待したい。