何を考えているかは、言葉にしないと他者には理解できない。なるべく、自分の考えを知らせようとするのと、隠そうとするのは、言わば両極端であるが、時に、人は自分の意見表明を抑制したり、他者の考えを聞いてからにしょうとか、ここは、何としても言わなければと思うときもあって、一様ではない。
だが、基本的な傾向として、抑制的であろうとする考えは、大人の対応として普通ではある。揉め事を起こしたくなければ、基本的に黙っていればいいわけで、我慢が大事だと思うからである。もちろん副作用がある。怒りのために、心身のバランスだって崩しかねない。
開放的に、なっていれば、健康上は問題ない。ストレスをためないことを主眼に、できる限り前向きに、発言していく。おかしいと思えば黙ってはいない。まずは、発言していく。この姿勢は、周囲の人にとっては、理解しやすくその考えが健康であれば、まわりにも好影響を及ぼすだろう。
で、どちらかといえば、言葉にすることの方がいいと思われる。誤解を防ぎ、等身大の自分を表現できることは、当人にとってもいいことである。抑制的な雰囲気のある集団からの避難の効果もある。嫌なことをなるべくしないためには、意見表明こそ重要である。