空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

労働基準法をなんと心得るか

2014年01月12日 00時00分05秒 | 思考試行

いい加減にしろよ、曲がりなりにも労働基準法がある。残業は、当然ながら払われなくてはならない。それを、払わない。有給休暇だってあるんで、これが使えないようでは、何が労働基準法かといわなければならない。

8時間働いて、土日は休みだし、有給休暇だってとれなければ、そんな企業は、企業として当たり前ではないことを知らなければならない。

口入れ業は、本来違法だったのが、小泉内閣のときに合法化されてしまった。以後、労働者は、非正規雇用労働者に転落し、低賃金に喘ぎ、今や、労働基準法は、無きに等しくなってしまった。

有給休暇をきちんととれる企業なんて、ないのではないか。情けない状態である。搾取に次ぐ搾取、儲けたお金はどこへいっているのか。何も働いてはいない株主連中、資本家連中の儲けになっていまっているではないか。彼らから、税金を取り立てて、労働者に分配しなければならない。

それが、社会正義というものだ。今の、状況が正しいなんて思ってはいけない。人間が人間を食っているようでは、人間社会の到達点とは到底言えない。

労働基準法は、日本国民が自ら勝ち取ったものではない。先の大戦で敗戦国となって、アメリカからもたらされたものであって、その出発からして、与えられたものであって、従って、権利を蹂躙されても、取られても平気なのである。

これでは、まだまだ一人前の自由人とはいえない状態である。これから、いつまで、どこまでガマンするつもりだろうか。一度、労働基準法を読んでみたらどうだろうか。法律だぜ!裁判すれば勝てるんだ。