空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

お行儀のいいのにビックリ

2014年01月02日 10時57分39秒 | 思考試行

初詣の「真似事」をしに出かけた。妻の提案による運動がわりの外出だ。去年あたりから、神社への、人出がすごく、簡単には、本命の社殿にはいけない。したがって、今年も、初詣は、近所にある地元神社にしたのである。

あまり願い事をする習慣がなく、何となく、社殿の前で、手をあわせると無心になれるのを望んでいるのかもしれない。正月のちょっとした恒例の行事である。

今年、始めて気付いたのだが、露店のまえに行列ができていることだった。店によって、人気の優劣がうまれるのは当然だが、人気のある店には、人が並んでいるのである。

そういえば、神社の前もそうだった。列をなして、順番に参拝しているのである。こういう体験は今までない。空いている隙間から、みんな、てんでに拝む格好をしてきたし、作法など適当であった。ところが、こちとらの、前の人は、熱心に何やら念じている様子で拝んでいるから、まずは、それに驚いたし、しかも、順番にだから、キッチリ感がすごい。

いつの間にこんなに行儀が良くなっているのか、と驚いた。露店の店に行列は、今年始めて気付いたのだが、小生が子供時代、店に人が並ぶなんてことは絶対なかった。素通りが圧倒的で、いつだって買いたいときにかえたし、人も、これほど多くなかった。

時代は変わるのである。気付けば、もはや、こちとらも高齢者。露店や食べるものにも、何の興味もない。ただただ、観察の対象になってしまっている。何度も、自宅と神社の往復をくりかえした子供のころが懐かしくなる。人混みに、あの頃の雰囲気と同じものがあるのだが、何かが変わってきているのだ。