空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

菅さんは、最後まで仕事を続けている

2011年08月28日 08時03分52秒 | 思考試行

退陣が、本決まりとなり、首相としての仕事が終わろうとしている今のこの時期にあっても、菅さんは自分がやるべきだと思っていることに取り組んでいる。

昨日、福島県知事に「公開」で、中間処理施設のことで、言いにくい事情を伝えていた。従来の首相には考えられない光景である。

知事が怒っている。災害時に首相であったことで、菅さんがその矢面に立っているわけだが、この事故は、明かに、工作物を作った人間にかかわる人災であって、それとまともにとりくんでいる仕事は、いい加減な仕事をしていた連中の後始末である。

事故原因の当事者達は、ほとんど知らん顔を決め込んでいる。恥知らずとはこのことである。問題の根幹の原因の一端でも関与したと思える人は、それを言わなければならないし、きちんと詫びなければならない。

それをしないで、菅さんの仕事ぶりの検証をしたいなどと言う。検証だけならまだしも、あろうことか邪魔をし続け、マスコミ、官僚、民主党内部も含めて、菅さんを、「ワルモノ」に仕立て上げた。

退陣の記者会見での言葉は、立派であった。それに対して、記者席は、拍手一つない。こいつらは人間か。記者会見で、拍手などしないのは慣例のようだが、それは見ていて、まことに感じが悪い。人間らしい反応があってしかるべきだろう。