空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

菅総理は、すばらしい!その声は、燎原の火の如くそれは広がる。

2011年08月09日 11時01分58秒 | 思考試行

自民党が策謀し、公明党がこれに追随し、公明創価学会の資金力に屈服する大新聞、マスコミ・メディア総動員、タレント、評論家、・・・そして、官僚がいる。それに身内の退陣勧奨派。(もちろん、それぞれに例外があって、すべてではない)

菅総理は、今や、袋のネズミ状態である。連日、退陣要求の大合唱のなかにいる。カンフルブログの更新も、職員が書くところは、今や、4月から更新されていない。身内も、今何か書けば、今後に、影響があるとでも思っているのだろうか。

長年の自民党支配のなかで、支配機構ができていて、民主のなかにも、その要素は当然ある。いま、菅総理をめぐって、日本の支配機構構造の醜い面が露わになってきている。

日本の支配機構は、敗戦後、アメリカの意向を伺いつつ、官僚を中心として、この国を回転してきた。政治家は、道具にすぎず、公共事業のおこぼれ、談合口利きで、財産を築いてきた。

ところが、政権交代があって、最初の頃の印象は鮮烈であった。とりわけ、官僚を排除する姿勢が強く、これは、タダではすまない、と直感した。

明治以来、国の根幹を仕切ってきた官僚群である。その蓄積された構造、人脈、価値観、いままで、ポット出の政治家の敵ではなかった。ルール、前例、細部にわたるノウハウ。東大法学部を中心に、文字通り、日本のトップクラスの頭脳を集めて、支配機構の根幹を握ってきたのである。

心ある政治家は、これを何とか政治主導にしようとした。ところが、本質にふれてくると、ことごとく潰される。人間個人には、何らかの弱点がある。そこをつく場合もあった。

市民運動出身の菅総理が誕生した。なにをするにも妨害がはいる。そして、ものごとのすすまない原因を菅総理に押し付ける作戦が展開される。

そのなかでの東北大震災。それでも、「邪魔」はおさまらない。口では、協力するといいながら、邪魔をしまくる。菅総理の真価は、充分には、発揮できない状況である。

それでも、浜岡原発を止めた。もろもろの「悪事」を暴いてきた。この方向性は、最初の火として記憶されるだろう。そして、いずれ燎原の火の如く広がるにちがいない。悪事をやきつくし、この地球を、社会を、あるべき姿へと変えていく始まりとなるに違いない。でなければ、人類の継続自体が危ういのだから。