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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

財界、官僚の代弁者の評論家がいる。気をつけよう。

2009年09月23日 17時55分46秒 | 思考試行
評論家の姿勢が、明確になってきた。自民党、官僚よりの評論家が、その姿を鮮明にしてきた。彼らは、財界の承認のもと、官僚のリークする情報、言い分を代弁して、アレコレ言いだしてきた。

そうでない評論家は、わずかであるから、政権交代の今、わずか5日位であるにも関わらず、コマゴマと受け売りを始めたから、すぐ解る。

ヤンバダムの問題は、住民の気持ちを、どのようにとらえるかということと、全体の財政状況、あるべき優先順位、これらは、非常に判断が難しい面もある。

だが、その姿勢が決まれば、優先順位は自ずと決まる。経済だって、一本調子に右上がりに拡大を続けるだけが能ではないこともはっきりしている。地球環境とのこともある。

人間にとって、何が重要であるか、個人同士が争い、競いあうだけがすべてではない。協力しあうことも必要である。要は、何を重視するかである。格差が生じてもそれは、個人の努力の結果であるという冷たい政治に、国民が判断を下したのである。

あれこれと、足を引っ張ろうとしても、国民はしっかりと成り行きをみる。そうでなければ、ならない。

財界、官僚は黙っているわけではない。彼ら評論家に、代弁させようとしている。気をつけていなければならない。

民主政権の外交スタートにみる。

2009年09月23日 11時13分42秒 | 思考試行
アフガンの問題の背景には、貧困があることを、岡田外務大臣が述べている。イギリスの外相が、インド洋の給油活動の継続を勧めてきたことに対しての応えのなかで、本質的な解決のために言及している。

そのための支援活動の必要性を述べている。イギリス外相が、若くいささか馬鹿げてみえた。

ここに、民主党政権の真価がある。思ったより、この政権はホンモノだと感じさせられた。

日経は、その論調が従来の自民党よりの視点が外せないのか、ちょっと意地悪な見方を展開しているようだが、取材力の先取性が衰えているのだろうか、論評が的を外しているように見える。

真実をキチンと取材して、実力をつけないと、こんな記事では足を引っ張る厄介者でしかなくなる。いいところはいい、と言えるようでなければならない。

それにしても、自民党政権下では、官僚の思惑の下で、政治が動いていたということが如実になってきている。国連での、鳩山演説は、官僚の作文ではない。政権が自前で作ったものである。

おそらくは、水面下で激しい主導権争いが展開されているに違いないが、先に述べた岡田外相の発言に象徴されるように、自分の考えが、しっかりと前面にでている。そして、事実を認識して、とるべきこと、やるべきことを明確にしようとしている姿勢が好ましい。

これらは、当たり前のことであるが、実行するとなると、大変である。努力と準備が必要である。それを、民主党はやってきていたということができる。

マスコミにできることは、なんだろうか。捻じ曲げずに、真実を語るしかない。そこに、本当の使命がある。みんな当たり前のことを、きちんとやるしかないのである。