アメリカの事情が、昨日の8chの9.11を題材にした映画で解ったような気になった。捜査にあたっている現場からの情報に、上層部がキチンと反応できない実態が示される。組織の実態。
組織というのは、法を無視しては動けない。認識の違いもある。それが、事に対応して動けない理由となる。
だが、この映画でも、相手側の事情が深く語られているとはいえない。テロリストの生い立ちの話、宗教観がサラッと対話の中で、紹介される程度である。何故こうなるのか、深刻な疑問として考えない。
それにしても、宗教対立なのか、文明対立なのか、双方からみて理解不能の相手を、すぐに戦う相手とする思考の単純さと、そのために生ずる悲劇との引き換えが、どうにもやりきれない。
愛してる、国のために、とか、言うが、肝心な戦っている相手への理解がない。知ろうともしない。アフガンやイラクやタリバンや、イスラム文明のこと、それとの共存、相互理解の可能性を探る視点が、まったくない。理解不能の相手とは、戦うしか方法がないように、思い込んでいる。
兵器産業は、各国にとって、魅力的なビジネスらしい。環境破壊をいうなかで、人間を殺傷するためだけの道具を、作って儲けるという現実をみると、絶望的な気分に襲われる。
人間世界は、まだまだ馬鹿げた段階にある。
組織というのは、法を無視しては動けない。認識の違いもある。それが、事に対応して動けない理由となる。
だが、この映画でも、相手側の事情が深く語られているとはいえない。テロリストの生い立ちの話、宗教観がサラッと対話の中で、紹介される程度である。何故こうなるのか、深刻な疑問として考えない。
それにしても、宗教対立なのか、文明対立なのか、双方からみて理解不能の相手を、すぐに戦う相手とする思考の単純さと、そのために生ずる悲劇との引き換えが、どうにもやりきれない。
愛してる、国のために、とか、言うが、肝心な戦っている相手への理解がない。知ろうともしない。アフガンやイラクやタリバンや、イスラム文明のこと、それとの共存、相互理解の可能性を探る視点が、まったくない。理解不能の相手とは、戦うしか方法がないように、思い込んでいる。
兵器産業は、各国にとって、魅力的なビジネスらしい。環境破壊をいうなかで、人間を殺傷するためだけの道具を、作って儲けるという現実をみると、絶望的な気分に襲われる。
人間世界は、まだまだ馬鹿げた段階にある。