民主党の政権になって、大きな変化が期待されている。財界の言いなりの政治から、弱者への配慮をする方向へと大きく舵がきられようとしている。
そのように見える。藤井財務相の誕生も大きい。元大蔵官僚であり、大臣も努めていた。金の配分の仕方を変えるというのだから、明確である。
小泉改革とは、180度の転換と思われる。どうなるのか、まことに楽しみである。
去年の年末の派遣村は、象徴的であった。真面目に働いていた人びとが、宿舎を追われ、制度からも相手にされず、寒空に放り出されてしまった。竹中、小泉の仕業であり、自民党、公明党の仕業である。
あまり大きな変化を求めないといわれる庶民がついに動いた。すべての分野で、いわゆる弱者の側にしわよせをしてきたのだから、当然といえば当然である。
だが、選挙の得票率からみれば、議席ほどの差はなく、民意の実態とはかけ離れている。制度が作り出した政権交代である。
二大政党であれば、政権交代が可能だから、政治の世界は健全になると、大政党は言う。多様な意見、少数意見はとりあげられない。
しかし、その結果、政治が主導権を官僚から奪うことも可能になるという。ともかく、その仕事ぶりに注目したい。
そのように見える。藤井財務相の誕生も大きい。元大蔵官僚であり、大臣も努めていた。金の配分の仕方を変えるというのだから、明確である。
小泉改革とは、180度の転換と思われる。どうなるのか、まことに楽しみである。
去年の年末の派遣村は、象徴的であった。真面目に働いていた人びとが、宿舎を追われ、制度からも相手にされず、寒空に放り出されてしまった。竹中、小泉の仕業であり、自民党、公明党の仕業である。
あまり大きな変化を求めないといわれる庶民がついに動いた。すべての分野で、いわゆる弱者の側にしわよせをしてきたのだから、当然といえば当然である。
だが、選挙の得票率からみれば、議席ほどの差はなく、民意の実態とはかけ離れている。制度が作り出した政権交代である。
二大政党であれば、政権交代が可能だから、政治の世界は健全になると、大政党は言う。多様な意見、少数意見はとりあげられない。
しかし、その結果、政治が主導権を官僚から奪うことも可能になるという。ともかく、その仕事ぶりに注目したい。