(原題:The Informant)
----ヤバい、ヤバい。
のんびり構えていたら、この映画『インフォーマント!』って、
もう明日から公開じゃない。
早く見どころを聞かなくては…。
あっ。『キャピタリズム マネーは踊る』も始まっちゃう。
『キャピタリズム マネーは踊る』はマイケル・ムーアの気概あふれる作品。
ここまで資本主義に真っ向から立ち向かった映画がハリウッドから出てくるとは…。
ただ、この映画の魅力を喋るのは、ここでは無理。
ただ一つ言えるのは、
いまの時代、これはとにかく観るべき映画ということ。
ホール試写で割れんばかりの拍手が起きたドキュメンタリーというのは、
ぼくの記憶にはちょっとない」
----う~ん。
『キャピタリズム マネーは踊る』の方はフォーンには難しいかもだけど、
『インフォーマント!』は聞いておきたいニャあ。
確か、これ監督がスティーブン・ソダーバーグ、
主演がマット・デイモン。
かなりの大物の組み合わせだよね。
でも、公開規模が少し小さいような…。
「そうだね。
同じ組み合わせでも『オーシャンズ』シリーズのような
派手なアクションがあるわけじゃないからね。
でも、ぼくとしてはなかなか楽しめた方だったね」
----そうニャんだ。
オフィシャルとか見ると、
「この男、史上最高ランクの告げ口屋」とあるけど?
「うん。ぼくも
『インサイダー』のような
内部告発の映画かと思っていた」。
----えっ。違うの?
「いや、内部告発は告発に間違いない。
自分の身を守るためFBIに協力。
その証拠を彼らに与えるため、
会議をセッティングして録画までする」。
----それって、ちょっと笑える…。
「そう。タッチとしては軽快でコミカル。
サスペンスはあるけども『インサイダー』のような
深刻へと傾きすぎるところはない。
でも、それ以上に本質的なところで違いがあるんだ。
あ~、ここ、どうしようかな。
正直言って、この映画は、何も知らないで観た方が楽しめると思う。
特にマット・デイモンの演技を楽しみつつね」
----でも、それだけじゃあ、
だれも観には行かないかもよ。
「じゃあ。こういう言い方に変えてみよう。
話はとにかくこみ入っている。
そして、観る立場、だれに思い入れを持つかによって、
いったい、どれが真実でどれが嘘なのかも違って見えてくる。
そして、ここが最重要ポイントで、
ソダーバーグという人は、こういうこみ入ったストーリーを
映画的に整理して作品として仕上げ、最後には観る側にカタルシスを与える。
そういう映画作りが心から好きで、
自分自身も楽しんでいるのではないかということ。
ぼくなんか、後半のとんでもない展開に
思わず『ええ~っ』って感じだったもの。
これ、実際に起こった事件を基にしているらしいけど、
こんなことって、ほんとうにあるのか?
いまもって不思議」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「世の中にはいろんな人がいるってことらしいのニャ」
※日本の企業が実名に出てきたのにはビックリした度
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
お花屋さんもよろしく。
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
----ヤバい、ヤバい。
のんびり構えていたら、この映画『インフォーマント!』って、
もう明日から公開じゃない。
早く見どころを聞かなくては…。
あっ。『キャピタリズム マネーは踊る』も始まっちゃう。
『キャピタリズム マネーは踊る』はマイケル・ムーアの気概あふれる作品。
ここまで資本主義に真っ向から立ち向かった映画がハリウッドから出てくるとは…。
ただ、この映画の魅力を喋るのは、ここでは無理。
ただ一つ言えるのは、
いまの時代、これはとにかく観るべき映画ということ。
ホール試写で割れんばかりの拍手が起きたドキュメンタリーというのは、
ぼくの記憶にはちょっとない」
----う~ん。
『キャピタリズム マネーは踊る』の方はフォーンには難しいかもだけど、
『インフォーマント!』は聞いておきたいニャあ。
確か、これ監督がスティーブン・ソダーバーグ、
主演がマット・デイモン。
かなりの大物の組み合わせだよね。
でも、公開規模が少し小さいような…。
「そうだね。
同じ組み合わせでも『オーシャンズ』シリーズのような
派手なアクションがあるわけじゃないからね。
でも、ぼくとしてはなかなか楽しめた方だったね」
----そうニャんだ。
オフィシャルとか見ると、
「この男、史上最高ランクの告げ口屋」とあるけど?
「うん。ぼくも
『インサイダー』のような
内部告発の映画かと思っていた」。
----えっ。違うの?
「いや、内部告発は告発に間違いない。
自分の身を守るためFBIに協力。
その証拠を彼らに与えるため、
会議をセッティングして録画までする」。
----それって、ちょっと笑える…。
「そう。タッチとしては軽快でコミカル。
サスペンスはあるけども『インサイダー』のような
深刻へと傾きすぎるところはない。
でも、それ以上に本質的なところで違いがあるんだ。
あ~、ここ、どうしようかな。
正直言って、この映画は、何も知らないで観た方が楽しめると思う。
特にマット・デイモンの演技を楽しみつつね」
----でも、それだけじゃあ、
だれも観には行かないかもよ。
「じゃあ。こういう言い方に変えてみよう。
話はとにかくこみ入っている。
そして、観る立場、だれに思い入れを持つかによって、
いったい、どれが真実でどれが嘘なのかも違って見えてくる。
そして、ここが最重要ポイントで、
ソダーバーグという人は、こういうこみ入ったストーリーを
映画的に整理して作品として仕上げ、最後には観る側にカタルシスを与える。
そういう映画作りが心から好きで、
自分自身も楽しんでいるのではないかということ。
ぼくなんか、後半のとんでもない展開に
思わず『ええ~っ』って感じだったもの。
これ、実際に起こった事件を基にしているらしいけど、
こんなことって、ほんとうにあるのか?
いまもって不思議」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「世の中にはいろんな人がいるってことらしいのニャ」
※日本の企業が実名に出てきたのにはビックリした度
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お花屋さんもよろしく。
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
こんばんは★
>ホール試写で割れんばかりの拍手
えー、そうなんですか?
アメリカの批評家たちにはウケいいけど
日本ではそうでもないのかと思ってました。
わたしにはいまいち楽しめる、勉強になる、まではいかなかったですー、、、、
しょぼしょぼ、でしたから。
いえ、日本でもかなり評判は高いですよ。
長く続く不況が、
アメリカのそれと重なっていることも
その理由の一つではないでしょうか?
それだけでなんだか笑ってしまいました。
こういう地味で、混み入ったストーリーを
最後まで飽きずに観られたのは、
随所に流れるマーヴィン・ハムリッシュの軽快な音楽のおかげかと、自分的には思っております。
音楽、マーヴィン・ハムリッシュでしたか。
なるほど、軽快なテンポの映画にピッタリですね。