-----ティム・バートン&ジョニー・デップ。これは超強力!
「完成披露が行われる丸の内ピカデリー2には
20分前に着いたんだけど、どうにか席を一番前に見つけたって感じ。
人気高いね、このコンビは。
映画も『シザーハンズ』を思わせる<雪>から始まり、
ジョニー・デップも『妹の恋人』をもっと派手にしたようないでたちで
ファンの心をくすぐってくれる」
-----これ、以前にジーン・ワイルダー主演でも映画化されてるよね。
原作はロアルド・ダールだっけ。
「うん。その前作は残念ながら未見だけど、
今回のはティム・バートンの特性が大爆発。
世界でもっとも有名なウィリー・ウォンカ氏のチョコレート工場。
でも、この15年間、そこには入った者もいなければ、出てきた者もいない。
それでも毎日大量に出荷され、飛ぶように売れている。
そんなある日、ウィリー・ウォンカ氏から
チョコレートに入っているゴールデンカードを引き当てた子供5人を
工場内に招待すると言う発表がある。
主人公のチャーリー・バケット少年...はその一人に選ばれると言うもの。
前作『ビッグ・フィッシュ』では少し美しくまとめすぎていた
ファンタジーがここではブラックな方向へ。
話自体は原作ものだから、そう変えようないけど、
人によっては悪趣味としか思えないような強烈な映像が満載だ」
-----悪趣味?どういうこと?
「この映画のために、ティム・バートンが導入した新しい設定はふたつ。
ひとつはディープ・ロイ扮する数十人のウンパ・ルンパ。
彼らはチョコレート工場に来た少年たちの運命を
ミュージカル風に歌い踊るわけだけど、
この踊りが笑えると言うか気色悪いと言うか、
まるでマツケンサンバ(笑)」
-----それはないでしょ?(笑)
「だって、ウンパ・ルンパ族はちょんまげもどきの変なヘアスタイル。
それがすべてチョコレートやキャンデーでできた
原色キラキラ、カラフルな工場の中で踊るんだから、
もうこれは唖然とするしかない。
しかもCGに頼りきることなく、実際にチョコレート工場のセットを作っているから、
浮ついた嘘っぽさがない。
多くの“クルミ割りリス”たちが登場するけど、
これも本物を調教し、CG,アニマトロニクスと合成しているんだ」
-----もう一つのオリジナルな設定は?
「ウォンカに父親ドクター・ウォンカを出してきたこと。
その職業が歯医者という設定で、
ウォンカは小さい頃から父親にチョコレートを禁じられていたというのが、
彼の心の奥深くに傷として残っている。
このドクター・ウォンカにはクリストファー・リー。
『ロード・オブ・ザ・リング』に『スター・ウォーズ』。
そしてこの作品と、最近の彼は大活躍だ」
-----この父と子の関係も『ビッグ・フィッシュ』の裏返しだね。
周囲の反響はどうだったの?
「終わった後、周囲の声に耳傾けてると
満足している人が実に多かった。
ラストなんて『ナイトメアー~』を思わせる
セットも出てくるし、ファンにはたまらないだろうね。
そうそう見終わったらチョコレートが無性に食べたくなったよ」
-----それって、チョコの匂いが上映中の劇場内に流れていたからじゃないの?
「mmmmmm」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「猫さんにはチョコは危険なのだ。カロリー高すぎなのニャ」
※だれもが知りたがってる度}人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
「完成披露が行われる丸の内ピカデリー2には
20分前に着いたんだけど、どうにか席を一番前に見つけたって感じ。
人気高いね、このコンビは。
映画も『シザーハンズ』を思わせる<雪>から始まり、
ジョニー・デップも『妹の恋人』をもっと派手にしたようないでたちで
ファンの心をくすぐってくれる」
-----これ、以前にジーン・ワイルダー主演でも映画化されてるよね。
原作はロアルド・ダールだっけ。
「うん。その前作は残念ながら未見だけど、
今回のはティム・バートンの特性が大爆発。
世界でもっとも有名なウィリー・ウォンカ氏のチョコレート工場。
でも、この15年間、そこには入った者もいなければ、出てきた者もいない。
それでも毎日大量に出荷され、飛ぶように売れている。
そんなある日、ウィリー・ウォンカ氏から
チョコレートに入っているゴールデンカードを引き当てた子供5人を
工場内に招待すると言う発表がある。
主人公のチャーリー・バケット少年...はその一人に選ばれると言うもの。
前作『ビッグ・フィッシュ』では少し美しくまとめすぎていた
ファンタジーがここではブラックな方向へ。
話自体は原作ものだから、そう変えようないけど、
人によっては悪趣味としか思えないような強烈な映像が満載だ」
-----悪趣味?どういうこと?
「この映画のために、ティム・バートンが導入した新しい設定はふたつ。
ひとつはディープ・ロイ扮する数十人のウンパ・ルンパ。
彼らはチョコレート工場に来た少年たちの運命を
ミュージカル風に歌い踊るわけだけど、
この踊りが笑えると言うか気色悪いと言うか、
まるでマツケンサンバ(笑)」
-----それはないでしょ?(笑)
「だって、ウンパ・ルンパ族はちょんまげもどきの変なヘアスタイル。
それがすべてチョコレートやキャンデーでできた
原色キラキラ、カラフルな工場の中で踊るんだから、
もうこれは唖然とするしかない。
しかもCGに頼りきることなく、実際にチョコレート工場のセットを作っているから、
浮ついた嘘っぽさがない。
多くの“クルミ割りリス”たちが登場するけど、
これも本物を調教し、CG,アニマトロニクスと合成しているんだ」
-----もう一つのオリジナルな設定は?
「ウォンカに父親ドクター・ウォンカを出してきたこと。
その職業が歯医者という設定で、
ウォンカは小さい頃から父親にチョコレートを禁じられていたというのが、
彼の心の奥深くに傷として残っている。
このドクター・ウォンカにはクリストファー・リー。
『ロード・オブ・ザ・リング』に『スター・ウォーズ』。
そしてこの作品と、最近の彼は大活躍だ」
-----この父と子の関係も『ビッグ・フィッシュ』の裏返しだね。
周囲の反響はどうだったの?
「終わった後、周囲の声に耳傾けてると
満足している人が実に多かった。
ラストなんて『ナイトメアー~』を思わせる
セットも出てくるし、ファンにはたまらないだろうね。
そうそう見終わったらチョコレートが無性に食べたくなったよ」
-----それって、チョコの匂いが上映中の劇場内に流れていたからじゃないの?
「mmmmmm」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「猫さんにはチョコは危険なのだ。カロリー高すぎなのニャ」
※だれもが知りたがってる度}人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
TBありがとうございました。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
興味深く拝見致しました。非常に興味深い映画でしたね。
ボクも今作のレビューを書いておりますので、何卒、トラックバックをさせてくださいませ。よろしくお願いします
「チャリチョコ」のテーマパークですか?
これは楽しそう。
チョコレート好きにはたまらないですね。
出来たら見に行ってみたいですよね。それでは、よろしくお願いします。
ぼくも、誰かに似ているなとは思ったのですが、
個人名はすぐには思い浮かびませんでした。
いまでは「荒井注」説に一票です。
で、みのがいっぱい出てくるの~って思って
見に行ってるから
ウォンカのテーマソングまで
♪みのもんた、みのもんた・・って聞こえるし
・・頼む、スーツきてこっちむいて
なんかいいたそうな微笑まですなーと。
おもいっきし「みのだめ」してる
「ミリオネアみの」のミュージカルでした。
ティム・バートンは
『ビッグ・フィッシュ』で、完全にメインストリームに飛び出しましたよね。
『ティム・バートンのコープス ブライド』はけっこう観客を選ぶ映画ですが、
これもやはりヒットしちゃうのかな?
とても好評の様です。
私としては、ディム・バートンさんは、観客の半分がブーイングするような、ファンにしか分からないような作品を作って欲しいなんて思ってしまうので
万人ウケする作品なのは、ちょっと寂しいです。
お返事遅くなってすみませんでした。
ウンパルンパは人気高いですね。
これまで否定的意見に出会いません。
せんだみつお説、みのもんた説、薬師丸ひろ子説、安達祐実説、
荒井注説などがありますが、
ぼくは荒井注が一番似ていると思いました。
こんな無理やりな者ですが、こちらこそよろしくです。
ね、チョコ食べたくなったでしょう。
そういう気にさせるだけでも、
やはりあの映画はうまいんですね。
>はっちさん
もちろん合成は入ってますが、
けっこう本物も使ってるようですよ。
懸命に「作業」しているリス、けなげでした。
>にらさん
にらさんのブログ笑えました。
特に子供が「こんなのドラえもんじゃない!」と言うところ…。
なるほど『ジャイアンとピーチ』か。
これからもよろしくお願いします。
てなわけで、TBありがとうございました。
リス達って、CGとアニマトロニクスの合成だったの!?うーん、全く違和感無く観てしまった。良く考えれば、調教であそこまで出来るわけないし・・・
拍手してしまいました(笑)
バケツ一家のキャラは、思い切りバートン・カラー(笑)
なんか観ててうれしくなっちゃいました^^
ウンパルンパも、かなり強烈・・・
今夜 夢に出てくるかもね^^;;;
えいさんのblog読んでたので・・・一応チョコ菓子持参してみましたが
しっかりおいしく食べてしまいました(笑)
ウィリー・ウォンカ、評判いいですよね。
ジョニー・デップもこの役を楽しんでる気がします。
笑わせてくれるとこで、必ず笑わせてくれる
バートンマジックは健在でしたね。
♪ウィリーウォンカの軽快な歌が耳に残って
離れません。
コメント&TBありがとうございました。
ウンパ・ルンパにはびっくりでした。
この映画、大ヒットしているとか。
日本の映画状況も変わったなと、
つくづく思わずにはいられません。
これからもよろしくお願いいたします。
ウンパ・ルンパの歌と踊りもイイ味で・笑。
ダールのブラックさとパロディもピリッと効いていて、素晴らしい映画でした♪
トラックバックさせてくださいね。
はじめまして。
ぼくはウィリー・ウォンカのチョコが実際に発売
(しかも高額アタリ付き)されていると聞き、
トイ●ラスに行ってみましたが、ありませんでした。
アメリカだけの話なのかなあ。
いよいよ今週末公開ですね。
いろんな小ネタが差し込まれてたのしいですよね。
帰り道、チョコレートを買って帰りました。
そうそう、パロディ。
なかでも『2001年宇宙の旅』には驚きました。
さりげなく出してくるんだから。
でも、トレーラーにも
あの映像は使われているし、
内心、やった!ってほくそ笑んでるのかも。
そういうところが、また子供っぽくて
ティム・バートンのファンにはたまらないのかも。
テレビの出てくるシーンで、画面の奥にチラ、とあのシーンが見えただけで全身にビリビリッときましたよ。
「く、来るのか、アレが来るのか!?」
解ってしまった瞬間、まだまわりの誰もその意味を気づかないウチに私は笑い出してしまってました。
ああ。なんてマニアックなんでしょ。
そうですか、原作者はヒッチコック劇場にもからんでましたか。
例のシャワー排水口、そういう関係だったから出してきたのでしょうね。モノリスはともかく、そっちはなんでかなと思ってました。うーん、マニアック。
ロアルド・ダールは、昔、
スープに自分の切った指を隠す男の話を読んだ記憶があります。
(ずいぶん昔なので、細かくは違うかも)
映画『フォー・ルームス』でタランティーノが担当したエピソードも
ロアルド・ダールの『南から来た男』が元になっていました。
あと、TVのヒッチコック劇場にもあったような...。
これからもよろしくお願いします。
私の英会話の先生が(26歳イギリス人男子)小学校の時に、学校でジーン・ワイルダー主演のものを見たと言っていました。
イギリスでは、ロアルド・ダールはかなり偉大な存在のようです。
『マーズ・アタック!』って、もう少しオフビートだったような。
今回は、色遣いとかがもっとキッチュ。
主人公が騒々しく、少しクレイジーなところも
『ビートルジュース』に似ていた気がします。
それにしてもリスはよかったですね。
クルミを割る演技ができるリスと、
演技ができないリスで、その役割を変えたらしいです。
できないリスたちは一斉に走る役だったのだとか?
>なななさん。
ティム・バートンって、『マーズ・アタック!』以前は
『ナイトメア~』(製作ですが)のように
CGを使わないSFXにこだわりを見せていました。
今回は、そのときの気持ちに戻ったのか、セットも大がかり。
これは見応え十分でした。
旧作でのウンパ・ルンパはもっと気持ち悪いです(笑
というか歌がすごいです。一度聞いたら耳から離れなくなりますよ。気づいたら口ずさんでたり・・・
結構評判よろしいようですが、私は結構複雑な感想でした。前半と後半が違いすぎて、ちょっと置いて行かれたかも。
リスは本当によく出来ていましたね。
クルミを割っているところ、かじっているところはほとんど本物だろうと思っていましたが、まさか本当に調教していたとは!? にわかには信じられませんが、ティム・バートンならやりそうかも!?
もう一度観てちゃんと全てを把握したいと思っています。
ぼくもこの映画は大ヒットする予感がします。
ジョニー・デップも、これで完全に<表>の人になった気がします。
コメントありがとうございました。
たしかに『ビートルジュース』も
思い起こしますね。
でも思ってたよりエッジはききすぎという
こともなく、一般受けしてくれそうな映画でした
コメントありがとうございます。
チョコ持参は大正解。
観た後、絶対に食べたくなります。
ウンパ・ルンパ、いやあ、これは賛否両論だろうな。
でもティム・バートンのファンには受けるの間違いなし。
『ビートルジュース』を思い出しました。
きっと、この映画を観た後は飛ぶように
チョコレートが売れるんでしょうね~。
ウンパ・ルンパの歌、楽しみです☆
ウンパ・ルンパは歌詞はロアルド・ダールなので
同じだとは思いますが、とにかく曲が凄い!
ほとんどシュールです(笑)。
ところでチョコの匂い。
アメリカでもプレミアで流してたそうで、
日本はこの後どうなんだろう。
あの日だけなのかなあ?
かなり強烈でしたよ。
ほんと甘いんだもの。
早速観に行かれたんですねっ!
相変わらず羨ましすぎますー!
ジーン・ワイルダー版のも面白かったですよ、オススメしたいです。
ウンパ・ルンパの歌が同じかどうかわからないのですが、旧作の歌も姿もかなり印象に残りますよ(笑)
ところでチョコレートの匂いを流してたんですか?
だったら観る時にはチョコ持参で行こうっと!
ちょうど公開は食欲の秋の頃だしね(笑笑)